【馬の平熱と日常のチェック】体温計なしでもできる、愛馬の健康チェックの方法!

大好きな愛馬が体調不良の時、あなたはいち早く気が付くことができるでしょうか。人でも熱を出し体調不良になると、立っているのも辛いものです。

馬に触れただけで、いつもよりも体温が高いと分かる人は少ないでしょう。また馬の体温を測ることは、乗馬を習っている人なら誰にでもできるということではありません。

馬の体調は普段の様子から知ることができます。今回はどのようなことをチェックすることで、馬の体調を見ることができるかを紹介していきます。

馬の平熱はどれぐらい?

人によって平熱が違うように、馬もそれぞれ平熱は違ってきます。そもそも平熱とは健康な状態の安静時に、同じ箇所で熱を測った時に出る体温の平均値を指します。

馬の平熱はどのくらいかご存じですか?ここでは馬の平熱と検温の方法を紹介します。

馬の平熱

馬の平熱は、安静時で37℃~37.8℃くらいと言われています。人の平熱が36℃~37℃と言われているので、馬の方が気持ち高めです。

また人にも当てはまることですが、馬も朝に比べて夕方の方が体温は高めです。馬の年齢によっても平熱は変わってくるようで、若い馬はより平熱は高めになります。

この馬の健康時の平熱は、馬の体の変化を見極める目安として使われます。

検温の方法

馬の検温はどのようにするのでしょう。人が検温するときには、脇の下や口の中で測るタイプの体温計が主流です。最近では額などの熱を測る体温計があり、体温が分かるまでの時間も短いものが増えています。

馬の検温は、動物用の体温計を使用します。これは肛門に体温計をさし、直腸の温度を測るものです。

2分間は体温計を肛門に指したままにする必要があるようです。体温を測るのに2分間と聞くと長いと感じるかもしれません。しかも肛門に体温計をさすということを考えれば、馬は嫌がらないのか疑問に感じるでしょう。体調管理の為にこまめに体温を測っている馬たちにとってはいつものこと。意外にも大人しく体温を測ってくれるようです。

馬の平熱を知っておくことは、馬のその日の体調を知るうえで大切な情報となりますので、自分に関わる馬の平熱を把握したり、馬の様子に違いを感じた時には検温をするようにしましょう。

体温の下げ方と注意点

炎天下の中にいたり激しい運動をすると、人間同様に馬の体温は上がってしまいます。熱を出した時のことを想像すれば分かるかと思いますが、体温が高いままでいるのは辛いことです。

熱を出している状態が長く続けば、体力も無くなり、その後の体の状態にも支障をきたすことにもなりかねません。体温は早い段階で下げた方が良いのです。では体温を下げるためにはどうすればよいのでしょうか。

体温を下げるのには汗をかくことが一番です。汗をかくことで体温調節をすることができるからです。しかし上手く汗をかくことができなかった場合、馬たちは自分たちで体温を下げるための行動を取ることはできません。周りにいる人たちがいち早く馬の状態を把握し、対策を取る必要があります。

馬の体温を下げる為に行える方法として、水をかけるという方法があげられます。体全体に水をかけ冷やしてあげるのも良いかもしれませんが、効率よく体温を下げるためには、太い血管の通る箇所を重点的に冷やすと良いです。例えば首や足の付け根などがあげられます。

特に後足の付け根の内側は熱がこもりやすいため、水を多めにかけてあげると良いでしょう。しかし水をかけてそのままにすることのないようにしてください。水をかけ冷やした後は、水分をふき取り風邪をひかないようにしてあげてください。

普段のお手入れをしながらできるチェック方法

体温を測る以外にも馬の体調を普段のお手入れやチェックすることができます。「食欲がない」「元気がない」など明らかにいつもと様子が違う時には、体温が高くなっている可能性があります。またいつもより寝ている時間が長いという時にも注意が必要で、体の調子が悪く起きていられないことがあります。

馬は風邪や疲れなど体調不良でも熱を出しますが、ケガによって熱を出すことがあります。そのため痛がる様子を見せたり、不自然な動きをしていないかを観察しましょう。

馬の変化に気が付くために、普段のお手入れの時から馬の様子をよく見て、通常の姿を把握しておくとよいです。馬とのコミュニケーションを取り、体調不良に気が付いてあげましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

馬は体調不良になったとき、人のように自分で薬を飲んだり、その日の予定を変更させ休むということはできません。馬に関わる人がいつもと違う様子を感じ取り、体温を測るなどする必要があるのです。

愛馬の体調不良をすぐに気が付くためにも、普段の様子を観察しておくことや、食事量の管理、行動の癖などを把握しておきましょう。また馬の平熱がどれくらいなのかや、愛馬が熱を出した際にどのような対応をするべきなのかを頭に入れておくと良いと言えます。

 

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