これまで避けてきた「レギンスタイプのキュロット」を履いてみたら…。メリットとデメリットを解説!

こんにちは、馬好きライターのやりゆきこです。昨今の乗馬ファッションシーンで特に若い方を中心に支持を得ている印象の「レギンスタイプ」のキュロット。興味はあるけれど、アラフォーライダーの私はなかなか一歩踏み出せずにいました。
ですが、ひょんなことから馬友さんにレギンスタイプのキュロットをお安く譲ってもらえる機会があり、この夏、晴れてレギンスデビュー!今回はその実体験からレギンスタイプのキュロットのメリット&デメリットをお伝えします。
レギンスタイプの乗馬用キュロットとは?

レギンスタイプの乗馬用キュロットは、伸縮性の高い素材で作られた、脚にぴったりとフィットするタイプのキュロットです。一般的な乗馬用キュロットと比較しても、よりスリムなシルエットで、基本的にはファスナーもついていません。滑り止めについてはフルグリップやハーフグリップなど、さまざまなバリエーションがあります。
最近ではランニングウェアも、ハーフパンツを上に履かずレギンスだけで走るランナーも増えているそうで、スポーツ界全体の新しいスタンダード!?になりつつあるのかもしれません。
レギンスタイプを着用するメリット&デメリット

実際に私がレギンスタイプのキュロットを着用してみて、感じたメリットとデメリットは以下の通りです。
<メリット>
1.よく伸びて動きやすい
レギンスタイプのキュロットの最大の特徴は、その優れた伸縮性。騎乗時の動きに合わせて自然に伸縮しますし、ストレッチの際なども動きやすいです。以前は履きにくそうと思っていましたが、伸縮性が本当に高いので思っていたよりも、だいぶ脱いだり履いたりしやすい印象。
2. フィット感がすごい!
従来のキュロットは自分の体型にぴったり合うものでないと、余分な空間(フィットしない部分)ができたりしていました。レギンスタイプのキュロットは本当に体にぴったりとフィットするため、余分な布地によるゴワつきや摩擦も少なく感じます。
3. 夏涼しい、通気性
私がレギンスタイプのキュロットに興味をもったきっかけが「夏涼しそう」ということでした。実際、薄い布地で通気性も高いため、一般的なキュロットよりも涼しく感じます。この夏は、レギンスタイプ1本でレッスンに臨みたいと思っているくらいです。
4. 洗ってもすぐ乾く!
速乾性が高いため、洗濯機で洗った後もすぐに乾くのが非常にありがたいです。レッスン後、家に帰ってすぐに洗えば、次の日にも着用することができます。
5. リーズナブルなものが多い
ジッパーがないためなのか(?)、レギンスタイプのキュロットはリーズナブルなものも多い印象。今回、私は馬友さんに格安で譲っていただきましたが、定価を聞いてもリーズナブルだなと思いました。気になって他にも調べてみましたが、レギンスタイプは1万円台後半から販売されているようです。
<デメリット>
1. 耐久性が気になる
着用を始めてまだ1か月ほどなので、耐久性については判断できません。ただ、一般的に伸縮性の高い素材は生地が薄かったり、伸びやすいためにどこかに引っ掛けやすかったりすることが多いです。従来のキュロットと比べると耐久性では負ける可能性も。そのため、私はレギンスタイプを主に夏専用として年間の着用回数をやや抑えめにしようと考えています。
2. 体型によるフィット感の差がある
非常にタイトなフィット感のため、体型に合わないサイズを選んでしまうと窮屈に感じることがありそうです。また、デザインによっては腹部や太もも部分が強調されるため、ボディラインを出したくない方(私もそう!)には不向きな場合もあります。
ボディラインが気になる方におすすめなのは…

私も、これまでボディラインが気になってレギンスタイプを避けてきました。ですが、現在履いているものには一般的な乗馬用キュロットと同様の「ポケット」「ステッチ」「ロゴ」「ボタン」「ベルト通し」などが施されたタイプです。こういった装飾により視線がこれらのアクセントに自然と誘導され、レギンス感が薄れて比較的気にせず履けています。また、着用する際は丈が少し長めのポロシャツを選んでベルトを着けると、よりレギンス感なく着用できます。
私にとってレギンスタイプの通気性と速乾性は、この夏の乗馬において、すでに手放せないものになっています。体型を気にしてレギンスタイプに挑戦できていない方は、ぜひ上記のようなデザイン要素のあるキュロットに注目してみてください。
最近はオンラインで乗馬ウェアを購入する方も多いと思いますが、このアイテムは特に自分の体型にフィットするものを選ぶことが重要です。そのため、試着後に返品OKのショップでの購入がおすすめです!