【乗馬クラブ紹介】鳥取県大山町の大山乗馬センターさん
こんにちは。お天気の良い連休は、乗馬日和!と声をそろえる我が家。筆者・レピ子は家族と鳥取県大山町にある大山乗馬センターを訪れました。
誰もが楽しめる豊富な乗馬コース&体験プログラム
こちらの施設はお馬さんとのふれあい体験からライセンス取得まで幅広いメニューがあり、経験の有無を問わず様々な年齢層が楽しめます。
レストランもあるのでゆっくり滞在して、お馬さんとのふれあいを思う存分、満喫できます。
ホームページのメニューには「馬に乗る」以外にも面白そうなことがずらり。
あれもこれも挑戦してみたい筆者は3つほどプランを選び予約をすると、なんとご担当者様から、タイムスケジュールをご提案いただき短時間でスムーズに欲張りプランが楽しめました。
以下がご提案いただいた内容です。
1) 10:30~クラフト体験(所要時間:約1時間)…1名様1700円
※2名様がそれぞれ作品を作られる場合は合計3400円です
2) 11:30~お散歩ロングコース(約30分)…親子乗り1組様7920円
※ネット予約割引適用の為トレッキング料金10%off
3) 12:00∼厩舎ガイドツアー(約15分)…定時開催のため無料
※『プライベート厩舎ガイドツアー』がよろしければ、1名様800円にて個別でご案内することも可能
4) 12:30∼厩務員体験(約30分)…1名様4800円
※別途ご入場料が1名様に付き500円必要です。
クラフト体験から乗馬まで盛りだくさんのメニューになりました!
クラフト体験からスタート
はじめに5歳の長女とクラフト体験に参加しましたが、材料を見るだけで私も娘もテンションがアップ。
リースかボードを選択し、それにグルーガンで自由に飾り付けをします。
クリスマス仕様のパーツは、どれもとてもかわいかったです。蹄鉄やお馬さんのデコレーションを選べるのも乗馬クラブならではですね!
たくさんのパーツに目移りし、つい盛りだくさんに飾り付けしてしまいます。
1時間ほどの時間がありましたが足りないぐらいで、私も娘も2個目、3個目も作りたいという気持ちでした。
しかも蹄鉄やお馬さんのデコレーションができるクリスマスグッズは特にステキな仕上がりに!
今年は娘の作ったリースと筆者の作ったボードを自宅の玄関に飾りました。
パウダースノーくんと外乗へ
クラフト体験に名残惜しさを感じながら、親子乗りのお散歩ロングコースへ!
1歳の次女は、まだお馬さんに乗れないので夫が背負って歩いて参加しました。
ヘルメット、プロテクター、レインコートは無料でレンタルできます。
もちろんマイヘルメットを持参してもオッケーです。
相棒は働き者のパウダースノーくん。
2人乗せてもスタスタ歩いてくれる力持ちで元気なパウダーくん。
見かけによらずおじいちゃんだそうで人間で言うと、80歳くらいだそうです。
大自然の中をさっそうとお散歩します。
コースの周辺にはお馬さんのごちそうである草がたくさんはえていて、お散歩中におやつタイムをする子もいるそうですよ。
ちなみにパウダーくんはおやつには目もくれず、完璧にお仕事を遂行してくれました。
次女を背負った夫が距離を取って前を歩き、その後ろをパウダーくん率いる我々がついて行きました。
お馬さんは前について行く習性があるそうで、夫が良いガイドだったのかパウダーくんの足取りはとても軽やかでした。
途中、車道を歩いたので、普通に車が横を通り過ぎて行くのに筆者はびっくりしましたが、馬は道路交通法では軽車両として扱われるそうです。お馬さんに乗って東京にも行けるのね。
こちらでは親子乗りが3歳ごろからできます。
お馬さんの揺れが心地よく、乗っている途中で寝てしまう親子もいるとか。
スタッフの方もお馬さんの性格や特性などについてたくさん話してくださるので、乗せてもらっているお馬さんに愛着がわくし、色々なことを知ることができ楽しかったです。
施設内のお馬さんたちに餌やりができます。長女もはじめは少し怖がっていましたが、「お馬さん可愛い」となでながら、楽しんで餌をあげることができるようになりました。
ヒツジやヤギに同じ餌を与えてもいいそうです。
学び多き厩舎ガイドツアー
さあ、次は厩舎ガイドツアーです。
定時開催のツアーで施設内にいる他のお客さんたちも、たくさん参加されていました。
馬場の紹介から始まります。
こちらには雨の日も乗馬ができる屋根付きの馬場もあります。
お馬さんたちの厩舎も見学しました。有名なお馬さんもたくさんいましたよ。
競馬を全然知らない私でも聞いたことがあるディープインパクトを父に持つお馬さんも。競馬ファンの方はシャッターを切る手を止められない様子でした。
厩舎内ではお馬さんとの距離も近く、一頭一頭の性格の違いが良くわかります。
実際に食べている餌も3種類ほど見せていただきました。ここでは我々と同様1日3食だそうですが、競走馬の場合は、もっとこまめに餌を与えることもあるとか。
こちらの馬房でご飯を食べ、お水を飲み、寝る生活を送っています。
実際にお馬さんが多くの時間を過ごしている馬房を見学したり、1回に食べる量の餌などを教えてもらったりして、暮らしぶりを垣間見ることができました。
お隣さんとの距離が近いので仲良く遊ぶこともあれば、たまにけんかをすることもあるようです。
お馬さんのお世話をしよう!厩務員体験
さて、最後は厩務員体験です。
長女が以前からずっと挑戦してみたいと言っており、念願が叶って体験しました。
まずは、お馬さんたちが食べる餌を準備するところからスタートです。
1回の食事量をバケツに入れ、乾燥している餌をお湯でふやかします。
食事の時間になったら、お馬さんたちに餌を与えていきます。
お馬さんによって味の好き嫌いもあるそうですよ。人間と一緒ですね。
次は新しいおがくずを馬房に運び、馬房をきれいに掃除します。
スタッフの方が汚れたりするのを気にしてくださいましたが、やる気満々の長女は率先して取り組んでいました。
長女が掃除している馬房は、相棒を務めてくれたパウダーくんの馬房です!
乗せてもらった分、お掃除にも気合が入りました。
お馬さんの水飲み場もスポンジで洗ってから、新鮮な水を入れます。
お馬さんが飲みたいときに自分で飲める仕組みになっています。
パウダーくんがお仕事を終えて馬房に帰ってきたら、気持ちよく寝られるかな、おいしいお水が飲めるかな?と考えながらお掃除に励んでいました。
清掃の後は、お待ちかねのブラッシング!
スタッフの方に台を用意していただき、ブラッシングしました。
お馬さんが動くので少し難しかったようですが、長女はとても嬉しそうでした。
馬づくしの一日を是非!
盛りだくさんのプランを紹介してまいりましたが、こちらの施設ではスタッフの皆さんのお馬さんに対する愛がすごい!ということです。
特に厩舎ガイドツアーは、これが無料?と思うほどスタッフさんがたくさんお話してくださり、とにかくお馬さんのことを知ってほしい!色々体験して帰ってほしい!というのが伝わってきました。ここで暮らしているお馬さんたちはとても愛情をかけられて育っているのだろうなと思います。
施設内にもクイズ形式でお馬さんのことを知る機会があったり、手洗い場の蛇口ハンドルが蹄鉄だったりと子供も興味がわくような工夫もたくさんありました。
他にも体験や上達レッスン、ホースセラピーなどもあるので大人から子供まで、馬づくしの一日を過ごせそうです。緑が豊かな自然の中でお馬さんとふれあって癒されます。
雨の日も無料のレインコート貸し出しがあるので、お休みの日に一度訪れてみてはいかがでしょうか。
取材日:2023/11/4
大山乗馬センター
〒689-3319 鳥取県西伯郡大山町赤松2459-130
TEL 0859-53-8211 FAX 0859-53-8245
HP:http://www.daisen.net/uma/
定休日 水曜日(GW・夏休みは無休)
営業時間 9:00~17:00
冬期営業時間 10:00~16:00(12/1~2/29)