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馬にモテモテな人ってどんな人?

動物が大好きな人でも、動物から好かれるとは限りません。どんなに好きなことをこちらからアピールしても、動物にも感情があり人に対して好き嫌いがあるのです。

乗馬を始めていれば、「馬と仲良くなりたい」「馬に好かれたい」と思うのは当たり前のことです。馬との相性もありますが、馬に好かれるタイプの人かどうかということは大切で、それによって馬の態度も大きく変わります。

では馬に好かれている人はどのような人なのでしょうか。今回は馬の性質と馬が好む人がどのような特徴を持っているのかについてを紹介します。

好かれるためにはまず馬の性質を知ろう

馬にモテモテな人ってどんな人?

相手と仲良くなろうと思った時、相手を知ることから始めるでしょう。また相手に好かれるために、相手の好みの人物像に近づこうと努力した経験があるのではないでしょうか。

馬と仲良くなるためには、同じく馬の性質を知り好かれやすくなろうと努力することが必要です。まずここでは、馬の特性を知るところから始めましょう。

競馬などで見かける馬は勢いよく走り、時には荒ぶる姿を見せますが、基本的な馬の性格は優しく大人しい動物です。人にも良く慣れ攻撃的な要素は持ち合わせていません。しかし臆病な為、怖がらせるようなことをすると暴れてしいまうこともあります。

基本的に噛むことはありませんが、1度嫌なことをされると顔を覚え、近づいてこないよう噛みつくこともあるようです。誰が自分にとって良い人で、誰が悪い人なのかを覚えることができるくらい頭の良い動物なのです。

落ち着いた声の人

馬にモテモテな人ってどんな人?

馬は聴力が優れており、人には聞こえないくらいの高音域も聞き取ることができると言われています。大きな音が非常に苦手で、耳を音のする方向に向け警戒します。

馬の耳は180度回転させることができ、様々な方向から聞こえる音を聞き取ろうとします。また耳を左右別方向に動かすこともできます。これは草食動物である馬が野生で生息しているときに、肉食動物などから狙われていることをいち早く察知するために身についた能力と言えます。

このように聴力が優れている馬は、落ち着いた声の人を好みます。可愛い馬を目の前にし、「キャー可愛い」と騒いでしまう人を目にしますが、高い声で騒いでしまえば、馬からすれば驚かせようとしてくる人に見えるのです。

乗馬で馬に声で指示する時も、低めに発した声に対しての方が落ち着いて聞き行動する姿を見せるのはこのような理由があるからなのでしょう。馬に好かれたいのであれば、低い声で話しかけて覚えてもらう事が良い方法と言えるでしょう。

ゆっくりと余裕のある行動をとる人

馬にモテモテな人ってどんな人?

馬に限ったことではありませんが、動物はバタバタ動き回る人よりも落ち着いている人の方が好きです。動物は危険をいち早く察知するために周りをよく観察します。特に動いている物に反応し、危険が近づいていないか確認する習性を持ちます。余裕がありゆっくりとしている人相手でないと、馬は安心できないのです。

また人間同士でも、ゆっくりしたタイプとせっかちなタイプでは行動が合わないと思うことがあります。馬はのんびりしています。同じようにのんびりした馬には、馬のペースに合わせてゆっくりと余裕ある行動が取れる人が合っているのです。

馬は人間とゆっくりとした時間を過ごすことを求めています。ゆっくりブラッシングしてもらったり撫でて貰ったりすることが大好きなのです。

レッスン前には時間に追われながら馬装などの用意をすることもあるかもしれません。バタバタと準備をするのではなく、時間に余裕をもって馬と向き合いながら用意するように心がけましょう。

馬にも感情があります。言葉は通じなくても丁寧な人と雑な人の違いはしっかり感じ取れる物です。馬に好かれたいのであれば余裕をもって馬に接するよう心掛けてください。

馬の目を見て接する人

馬にモテモテな人ってどんな人?

言葉が通じない馬と意思疎通するためには、お互いの雰囲気や動きや表情を良くいて感じとる必要があります。意思疎通を取りやすくなる行動として他に挙げられるのが、馬の目を見て接することと言えます。
目線を合わせて声をかけたり表情を見せることで、何を伝えようとしているのかが伝わりやすくなるのです。中には目線を合わせることが威嚇する行為とみなされてしまう動物もいます。これは馬や犬・猫など、人になつく動物に適したコミュニケーションの仕方になります。

馬の視力は0.6~0.8くらいあり、周りが正確に見えていると言えるでしょう。また視野は350度とかなり広い範囲を見渡せているということがわかります。そのため注目していない時に触れられると、ビックリしてしまうことがあるのです。

馬と視線が合っていることを確認してから触れることができる人は、馬から見ても安心できる人と認識してもらえます。目を見て接することができる人は馬への思いやりのある人なので、馬からも好かれやすいのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

馬に好かれるためには、馬を良く理解する必要があります。人間関係であっても、相手を知ることで自分がどう立ち回るべきかが見えてくるでしょう。これは馬でも当てはまることで、馬一頭一頭の特性を理解し、馬に合わせて行動することで信頼関係が築け仲良くなれます。
馬にモテたいと考える人は、ここで紹介した「馬が好きになる人の特徴」に近づけるようにしましょう。1番は馬のペースに自分を合わせることです。馬のペースに合わせてゆっくり仲良くなろうとできる人は、信頼を得やすくなります。

余裕を持ち馬が好きだという気持ちをいっぱい伝えていきましょう。

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