キュロットは初めから乗馬専用のものを買うのがオススメです

キュロットに対して、最初は「普段履いているズボンよりこんなに高いの?」「どんな風に選ぶべき?」などいろいろな疑問が湧いてくると思います。この記事では、乗馬用のキュロットと一般的なズボンの違いやキュロットの種類、迷った場合のおすすめなどを紹介していきます。

一般的なズボンとキュロットの違い

体験レッスンでは「動きやすいズボンであれば可」という乗馬クラブが多いですが、本格的に乗馬を習い始めるとなればキュロットの購入を勧められることがほとんどです。一般的なズボンとキュロットでは、どのような違いがあるのでしょうか?

強度の違い

なんといっても、一番の違いは「強度」です。ジーンズなどもかなり強そうですが、やはりシワの凹凸部分や膝など摩擦が多い部分は破れやすいですよね。一方、キュロットは脚にぴったりとフィットすることで一部に強い摩擦が集中しないように作られています。そのため、数年間使っても布地が破れてしまうということは少ないでしょう。


厚手で伸縮性のある生地は、初めて履くと「ちょっときついかな?」と感じるかもしれませんが、履き慣れればしっかりと下半身を支えてくれるような安心感が得られるはずです。

乗馬に適した構造

乗馬をすると、日常生活とは違う部分に強い摩擦が加わります。特に、鞍に接する部分やブーツの縁にあたる部分などはヒリヒリと痛くなってしまうという人もいるほどです。そのため、乗馬用のキュロットでは脚の内側やお尻の部分が厚く作られています。これなら、キュロット自体の耐久性だけでなく人間の皮膚を守る力も高まりますね。


また、一般的なズボンはお尻にポケットが付いたデザインが多いと思います。しかし、体重がかかる部分に縫い目やボタンがあったら痛いですよね。そのため乗馬用キュロットでは、ポケットはかさばらない構造で両サイドに付いているものが主流です。

キュロットの種類や特徴は?

キュロットを選ぶ際、色やサイズ以外に見るべき部分はあるのでしょうか?ここからは、乗馬用キュロットの形状や素材について解説していきます。

共布タイプ

先ほど「鞍に当たる部分はキュロットの布が厚くなっている」とお話ししました。この部分が、キュロットの素材と同じ布で二重になっていることを共布(ともぬの)と呼びます。洗濯の際は布が厚いため少し乾きにくいですが、全体の素材が同じなので素材の違いに気を遣わず洗うことができます。お手入れが楽なのは嬉しいポイントですね。

尻革・膝革タイプ

この厚くなっている部分の素材に注目すると、キュロットの中には「尻革」「グリップ」と表示されたものがあります。これは、どちらも共布ではなく滑り止め効果のある素材を使ったキュロットという意味です。


すべり止め素材がどこに使われているかによって、座面に触れる部分であれば“尻革(フルグリップ)”、膝の内側であれば“膝革(ニーグリップ)”と表示されます。どちらが優れているということは無く、フルグリップのほうが安心という人もいれば、膝が滑らなければ十分という人もいるでしょう。


以前は、名前の通り尻革や膝革といえば素材は革でした。しかし、現在では革よりも加工や手入れが容易でグリップ力の高いシリコン製も増えています。もし自分の鞍を持つようになったら、その鞍の柔らかさや滑り具合に合ったものを選ぶのも良いですね。

タックの有無

キュロットの中には「タック付き」と表示された商品があります。タックとは生地をヒダ状につまんで縫うことで、キュロットの場合はタック付きといえば腰回りに余裕を持たせたデザインです。特にベテランの男性に人気で、締め付け感が少ないので長時間履いていても疲れにくいそうです。


もちろん、タック付きであっても膝から下は脚にしっかりフィットしています。そのため、ブーツが履きにくかったり動きにくかったりしないかな?という心配は不要ですよ。

裾の形状は2種類

乗馬用キュロットの裾には、普通のズボンのようにストレートなジョッパータイプと、マジックテープなどで足首にぴったりフィットするブリーチタイプがあります。


ジョッパータイプはショートブーツ&チャップスというスタイルで乗馬をする人向けで、ブリーチタイプは足首部分が細くなってかさばらないのでロングブーツ向けと言われています。ただし、ジョッパータイプの中にはスキニージーンズのように脚の形にフィットした商品もあるので、形状をしっかり選べばロングブーツでも問題なく使えるでしょう。

試着でサイズや強度を確認しよう

最近では乗馬用品もインターネット上で購入する機会が増えました。身長やウエスト、ヒップなどサイズが細かく書かれた商品も多いですが、試着は必要なのでしょうか?

質感・サイズを確認

キュロットはかなり脚にフィットしたデザインなので、サイズが少し合っていないだけでも違和感があると思います。また、既に使っているキュロットと同じサイズを選んだとしても、デザインや生地の伸縮性によっては「きつい」と感じることもあります。


長く使うものでありそれなりに高価な買い物なので「買ってみたもののあまり合わなかった」となってしまうと
勿体ないですよね。失敗しないためにも、試着サービスのある通信販売や実店舗で着心地を確認してから買うことをおすすめします。

色やデザインもチェック

通信販売の場合、サイズと同じく不安なのがではないでしょうか?また、モデルさんが着ているイメージと自分が着たイメージは多少違うものです。実際に手元に届いてから「思っていたのと少し違う」とならないためには、購入前に実際に見たり着たりできると安心ですね。

人気かつリーズナブルなフルグリップがおすすめ

キュロットにはどのようなタイプがあるか大まかに紹介しましたが「自分はこういうのが良いな」とちょっと想像できたでしょうか?もし気に入ったタイプがあれば、そのキーワードで検索してみましょう。いろいろな商品が見られるので、希望がもっと具体的になるはずです。


では「選ぶのは初めてだし、やっぱり迷ってしまう…」というときはどれを選ぶのが間違いないのでしょうか?もちろん、おすすめ=万人にとってベストなキュロットというわけではありません。しかし、機能性と価格のバランスや人気から考えるとシリコンのフルグリップがおすすめです。


シリコンのフルグリップは革製よりは安価で共布タイプより安定感に優れています。また、シリコン部分はデザインのバリエーションも豊富でオシャレな商品が多いので、特に女性には嬉しいですね。

まとめ

乗馬を始めるときは、ぜひ乗馬用の“キュロット”を購入しましょう。一般的なズボンよりも高価格ではありますが、機能性と耐久性に優れていて乗馬に適した作りになっています。

キュロットは素材や形状によっていくつかタイプがありますが、乗りやすいと感じるポイントは人それぞれです。そのため「どのタイプが優れている」ということはなく、最終的には個人の好みが一番大切です。

ぜひ、いろいろな商品を見てお気に入りのキュロットを見つけましょう!

 

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