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趣味は乗馬って言ってみたい。でも実はダイエット。

乗馬は趣味として高級な感じがしますね

趣味は乗馬って言ってみたい。でも実はダイエット。

趣味は人それぞれ違いますが、みなさんはどんな趣味を持っているのでしょうか。料理や映画鑑賞などインドアの人もいれば、スポーツやキャンプなどアウトドアの人、音楽やハンドメイドなど作品を作り出す人もいます。
趣味にはお金がかからないものもありますが、旅行などのようにお金がかかるものもあります。乗馬もお金がかかる趣味というイメージが強いのではないでしょうか。
「趣味は乗馬」などと言ってみて、乗馬の魅力を語れるようになったらセレブな感じがしますよね。では、どうして乗馬はセレブなイメージが強いのでしょう。セレブたちが趣味にする乗馬にはどんな魅力があるのでしょう。

乗馬がセレブなイメージがする理由

乗馬といってもヨーロッパの上流階級のスポーツや、アメリカのカウボーイなどイメージはいくつかあるかと思います。しかし、日本で乗馬と言えば、正装をして競技大会に参加するブリティッシュが主流になっています。
そのため、上流階級のスポーツのイメージが強くなっているようです。

乗馬の魅力

乗馬の魅力はたくさんありますが、なんといっても颯爽と駆け抜ける爽快感、美しく大きい馬に乗る優雅さ、優しい目をした馬とのふれあい等を挙げる人が多いようです。しかし、乗馬は爽快感や優雅さだけでなく、ストレッチや筋トレ、体幹を鍛えるなどの効果により、しなやかで美しい身体を作ることもできるのです。

バランスや体幹が鍛えられ姿勢が良くなります

趣味は乗馬って言ってみたい。でも実はダイエット。

乗馬をしている人をみてみると、みなさん姿勢がいいことに気が付きませんか。乗馬をすることで、バランスが改善されたり、体幹が鍛えられることにより姿勢がよくなっていくようです。
体幹を鍛えると聞くと、難しそう、大変そうと思うかもしれませんが、乗馬は老若男女が楽しめるスポーツです。馬に癒されながら、目標を見つけながら、徐々に美しい姿勢に近づいていけます。

バランス

私達人間は、立っている時、歩いている時など無意識に転ばないようにバランスをとっています。馬も同じようにバランスをとりながら歩いています。人間が初めて馬に乗ると、揺れの大きさに驚くことでしょう。そこで騎乗している人間に求められるのは、馬の動きを妨げずに自分のバランスをとることです。人間がバランスを崩すと、馬の腰や背中に負担をかけてしまいます。

体幹

乗馬の正しい姿勢にはいくつかポイントがあります。例えば、横から見て頭・肩・お尻・かかとが一直線上にあること、肩を開いて視線は進行方向を見るなどです。姿勢が悪いと落ちそうになったり、予期せぬところに力が入り身体が痛くなったりします。最初は難しく感じるかも知れませんが、継続することで慣れてきます。
まずは正しい姿勢を意識し、それが維持できるようにしましょう。そうすることより、身体の内臓を支える筋肉群、体幹が鍛えられます。
体幹が鍛えられると内臓が正しい位置に戻り、体型も変わってきます。また、リンパや血流もよくなり、老廃物も排出されやすく、健康的なダイエットにもなります。
そして、体幹が鍛えられると乗馬のレベルも上がってきます。プロの馬場馬術選手の競技に注目してみてください。大きな動きがみられません。しかし、自分より大きな馬を華麗に動かしているのがわかります。
大きな動きによる大きな力ではなく、重心の移動やバランスといった小さな力で人馬一体となり、競技をしています。これは正しい姿勢だからこそできる技です。

騎乗以外にも筋トレなどもあります

趣味は乗馬って言ってみたい。でも実はダイエット。

スポーツを趣味にすると、練習や大会の時だけでなく自主練や筋トレをする場合もあります。
乗馬をしていれば騎乗時だけでも体幹は鍛えられ、騎乗時以外の筋トレは必要ないという考え方もあります。
確かに初めて騎乗した時に比べ、2,3ヶ月ほど継続して騎乗をしていると筋肉痛も減り、正しい姿勢をキープできるようになり、体幹が鍛えられつつあることを実感します。
しかし、楽しく有意義に乗馬をするために、騎乗以外にも筋トレをすることが望ましいという考え方もあります。その理由を説明します。

基本的な体力づくり

乗馬は運動神経が求められるものではなく、また老若男女誰でも挑戦できるスポーツということで、レッスンの後半まで体力がもたない人もいます。途中で疲れてしまうのです。
疲れて集中力がなくなると、レッスンに身が入らず、怪我につながることがあります。
まずは一日30分のウォーキングや自転車などで持久力をつけていきましょう。そして、エスカレーターを使わず階段を使う、車やバスでの移動を減らし自転車や徒歩などで運動量を増やし、基本の体力を作っていきましょう。

乗馬のレベルアップ

正しい姿勢は、バランス感覚と鍛えられた体幹が必要になります。そして、正しく安定した姿勢を維持しつつ馬に指示を出すということが乗馬のレベルアップにつながります。
バランスと体幹を鍛えるために、騎乗時だけ意識して鍛えるのではなく、騎乗時以外もトレーニングをしてみましょう。
紹介するものは、場所も取らず、激しい運動でもないのでマンションやアパートでもできるエクササイズです。

バランスを鍛える-バランスボール

バランスボールに座ってみましょう。坐骨で座り、片足ずつ床から離していきます。出来るようになってきたら、バランスボールの上に膝立ちしてみましょう。
バランスボールは転がりやすいので、安全な場所で練習しましょう。

体幹を鍛える1-腕立て伏せ

体幹を整えるトレーニングの代表として、腕立て伏せがあります。腕立て伏せは、腕の筋トレではないかと思う人も多いと思います。しかし、胸や背中も使うため体幹を鍛えるトレーニングにもなります。

体幹を鍛える2-プランク

プランクはうつ伏せの状態から、肘から先とつま先を床につき、その姿勢をキープするものです。身体は一枚の板のように真っ直ぐにします。腕立て伏せのように肘を曲げたり伸ばしたりはなく、そのままキープです。簡単そうに見えるかもしれませんが、実はきついです。また、お尻が上がっていたり、頭が下がってしまうことが多いので注意が必要です。
最初は30秒から、次は20秒を2セットなど、徐々に増やしていきましょう。

趣味の乗馬でダイエットが理想的ですね

趣味は乗馬って言ってみたい。でも実はダイエット。

乗馬の魅力は、自然の中で馬と触れ合う非日常であったり、馬上からみる普段と違う景色だったり、リラックスやリフレッシュタイムと人それぞれです。
しかし、それだけでなく、バランス感覚や体幹が鍛えられる、姿勢がよくなるなどうれしいメリットもついてきて一石二鳥ですね。

有酸素運動でダイエット

しかも乗馬は有酸素運動という点においてもダイエットに効果的です。有酸素運動はウォーキング、ランニング、自転車などによる運動で、運動後20分以降に脂肪の燃焼が始まると言われています。つまり、それ以上の運動をしないと脂肪燃焼が期待できません。乗馬のレッスンは乗馬クラブによって違いますが、1回の騎乗が40~45分のところが多いようです。

乗馬の消費カロリーは?

そして、驚くことに同じ有酸素運動のウォーキングと乗馬の10分間の消費カロリー数を比較してみると、ウォーキングが33キロカロリーだったのに対し、乗馬は46キロカロリーでした。エアロビクスの42キロカロリーよりも乗馬の消費カロリーが大きいことに驚きです。1回の騎乗でもダイエットにも効果的ですね。
また、足に負担がかけられずウォーキングや自転車による運動が難しい人にとっては、馬に乗って足に負担なく運動ができるのもうれしいですよね。
趣味の乗馬でダイエットまでできてしまうなんて、一挙両得です。

まとめ

趣味は乗馬って言ってみたい。でも実はダイエット。

乗馬の魅力はたくさんあり、「趣味は乗馬です!」と言いたいところですが、言い切るには後ろめたさも感じる人もいませんか?体幹を鍛えつつ老廃物は排出し、カロリーも消費し、ダイエット効果が高いことから「乗馬の目的はダイエットです!」と密かに思っている人もいるのではないでしょうか。継続と共に体幹も鍛えられ、姿勢も美しくなってくるころには「趣味は乗馬です!」と胸を張って言えるかもしれませんね。

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