乗馬は何歳ごろから始めるべきでしょうか?

スポーツ選手を目指す場合は早い方が。。。

乗馬を始める理由はさまざまあると思います。「かっこいい馬に憧れて!」「旅先での体験乗馬の思い出が忘れられずに!」など、自分の意思で始めることがほとんどです。しかし中には、小さい頃から習い事として始めている人もいます。
もしあなたが親の立場で、「子供に乗馬をやらせたい」と思っているとしたら、次に「小さくても馬に乗れる?」という疑問が湧いてくるかと思います。子供が乗馬を始めるタイミングについて紹介します。

スポーツ選手をめざすなら

子供が3歳くらいになってくると、同年代の周囲の子も習い事を考えるようになってきます。スイミング、英語教室、体操教室やピアノなどジャンルもさまざまです。実際に3歳になると脳科学的にも「運動に関する領域」が発達し、指先の動き、バランス感覚が身に付きやすい時期とされ、スポーツや楽器習得のスタートにいい時期とされています。
もちろんまだ思考力、判断力、チームのコミュニケーション力などはありませんが、将来スポーツ選手を目指すなら、早い時期にスタートするのをおすすめします。

乗馬に関しては

しかし、乗馬に関してはもう少し大きくなってからが現実的になります。馬を手綱でコントロールするにはある程度の力が必要になるからです。
具体的には、乗馬クラブが設定した年齢からになります。5歳から始められるところもありますが、小学生からがほとんどになります。

子供が乗馬をするメリット

子供が乗馬を始める場合、子供から「習いたい」と意思を伝えてくる場合、親が乗馬に魅力を感じて習わせたい場合があると思います。子供が乗馬を始めるとどんなメリットがあるのでしょう。それは、身体的成長と精神的成長が期待できる点ではないでしょうか。それぞれの成長について説明します。

身体的成長

乗馬は馬の上でバランスをとるだけで体幹が鍛えられます。体幹が鍛えられると、姿勢がよくなったり、スポーツのパフォーマンスが上がります。つまり、乗馬だけでなく他のスポーツを
するうえでも有利なのです。

精神的成長

乗馬は自分ひとりで出来るものではありません。心のある馬と一緒にするもので、馬を思いやる、馬の様子を気にするといったところからも社会性や優しさが育まれます。
また、「ホースセラピー」をご存じですか。障がいのある人々が馬と触れ合うことで、精神を安定させ、心のゆとりを手に入れるものです。それくらい馬は人間に癒しを与えてくれます。この癒しは、障がいのある人々だけが感じるものではなく、健常な子供たちにとっても感じるものです。

子供に乗馬を習わせるときの注意点

どんなスポーツでも危険はありますが、乗馬の場合は落馬の心配があげられます。乗馬クラブを選ぶ際にも、安全な環境で乗馬ができるかを確認して選びましょう。また、ヘルメットやベストも用意しましょう。
子供が乗っているとき、近くで見学したくなりますが、馬が驚かないように、また子供の気が散らないように決められたところで見学しましょう。

趣味として楽しむためには何歳からでも!

趣味として、自分の意思で乗馬を始めるのは、何歳からでも始められます。社会人になって憧れの馬に乗りたい、子供と一緒に親子共通の趣味として始めたい、家庭も落ち着いて健康維持と新しい趣味として始めたいなど、乗馬を始める年齢層は幅が広いです。つまり、何歳からでも乗馬を始めることが出来るのです。

シニア歓迎の乗馬クラブもある!

そうは言っても、「もう50代、今さら新しいこと、ましてスポーツを始めるのは…」と思う人もいるかも知れません。しかし、50代で始める人も増えています。リタイヤして60代から始める人もいます。乗馬は何歳からでも始められます。それでも気になる場合は、シニア向け体験プランのある乗馬クラブで体験乗馬をしてみてはいかがでしょうか。
乗馬は何歳になっても始められるスポーツではありますが、年齢と共に怪我のリスクは高くなり、また上達も若い人ほど早くはありません。シニアから乗馬を始める人には、若い世代よりきめ細かな指導が必要になります。
そこで、積極的にシニアを受けている乗馬クラブでは、シニアへの指導経験も豊富であったり、安全対策もされており、より大きな安心があるのではないでしょうか。

乗馬クラブの会員ってどうな人?

そのような老若男女の趣味になる乗馬なので、乗馬クラブももちろん老若男女、いろいろな人がいます。また、乗馬というとセレブなイメージがあり、敷居が高く感じるかも知れませんが、みんなが社長や会社役員というわけではありません。ビジネスパーソン、学生と社会的地位も色々ですが、社会的地位を持ち込む人は少なく、それぞれ乗馬を楽しんでいます。

高齢のオリンピック選手も!

スポーツによっては20代、30代で引退するものもありますが、乗馬は高齢になっても始めることができることもあり、70代でもオリンピックの馬術競技に出場することができます。高齢の馬術オリンピック選手、パラリンピック選手を紹介します。

日本の高齢オリンピック選手は?

日本の馬術、高齢オリンピック選手と言えば、2012年ロンドンオリンピックに出場した、法華津寛選手がいます。ロンドンオリンピック当時は71歳でした。
12歳から乗馬を始めた法華津選手にとって、ロンドンオリンピックは初めてのオリンピックではありませんでした。法華津選手は1964年の東京オリンピック、2008年の北京オリンピックにも出場しており、北京オリンピックの時には44年ぶりのオリンピック出場ということで史上最長記録になり、ギネスにも認定されました。また、北京オリンピック当時、67歳の選手ということで、日本選手として最高齢、出場した全選手の中でも最高齢になりました。
そして、ロンドンオリンピックでは、自身の最高齢記録を塗り替え71歳で出場しました。70歳を超えてもオリンピックに出場できるスポーツは、ほとんどありません。このように、長く続けることができりのも、乗馬の魅力の一つです。

2020年、東京オリンピックの最高齢選手は?

2021年に行われた東京オリンピックの最高齢選手は、66歳の馬術豪州代表、メアリー・ハナ選手でした。ハナ選手には孫もいますが、2024年パリ大会の出場も視野に入れているようです。

2020年、東京パラリンピック出場選手も60代

2021年のパラリンピック馬術に出場する宮路満英選手も、63歳ということで60代の選手になります。宮路選手は、47歳の時に脳卒中で倒れ、高次脳機能障害と右半身麻痺を抱え、2011年からパラ競技に本格参戦をし始めました。2016年のリオデジャネイロにも出場し、東京は2回目の出場になりました。

まとめ

乗馬を始めるのに、手綱でコントロールできる力がつけば、乗馬を始める年齢は気にする必要がないことがわかりました。それでももし、乗馬を始めるのに、高齢になっていることを気にするようであれば、シニア歓迎の乗馬クラブで乗馬体験をしてみることをおすすめします。
オリンピックの競技の中でも選手の年齢層が高い馬術競技。そこからもわかるように、乗馬は一生の趣味になるスポーツといえます。

 

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