子供の習い事・趣味に人気の乗馬にかかる費用を徹底解説
最近、乗馬が子供に人気の習い事になっているのを知っていますか。
でも乗馬は難しそうだし、かかる費用も高いイメージを持っている人が多いと思います。
子供に習わせるかどうか、とても悩みますよね。
今回は、乗馬をこれから習いたいと考えている人向けに、乗馬が人気の理由と、かかる費用などを深堀りしていきます。
本記事を参考にしていただけたら嬉しいです。
なぜ習い事に乗馬が人気なのか
習い事に乗馬が人気の理由は、子供に人気が高いスポーツだからです。
乗馬を習っている多くの親御さんに、どうして始めたのかお話を聞くと、子供が習いたいと言っていたからという感想がとても多いです。
子供にとって、馬と触れ合っていみたいという気持ちがあり、体験で乗馬をさせてみると、活き活きとした表情を見せて、自分も心を動かされたという親御さんも多いですね。
乗馬は普段から経験できない事でもあるので、やってみたいという気持ちも高まりやすいですよね。
また、自然の生き物である馬と触れ合う事で、コミュニケーション能力や洞察力を養う事ができる事も、人気の理由の1つです。
馬の気持ちを考えながら、じっくり向き合う事で、馬の気持ちを思いやる心を育む事ができます。
特に馬と触れ合う中で、気持ちが通じ合って動いてくれた時は、喜びを感じる瞬間です。
乗馬を通して、人としての心を育みながら、コミュニケーション能力や、気持ちを察する洞察力を養う事に繋がります。
また、姿勢の矯正や改善に繋がることも、人気がある理由です。
乗馬している時は、しっかりとバランスを保ちながら、乗馬しないといけないので、体幹トレーニングになり、姿勢の矯正にもつながります。
近年ではスマホなどの普及により、前かがみの姿勢をとることが多く、姿勢が悪い人が、増加している傾向があります。
姿勢が悪かった子供も、実際に乗馬を習ってから、改善されたという親御さんの声も多いです。
最近は、公園など外で遊んだりする機会が減っているのが現状ですが、そんな中で体を鍛えたり、体力を付けることができる所も、乗馬の大きな魅力の一つです。
そして、乗馬クラブの体験がきっかけで家族との触れ合いが増える事も、人気の理由の1つです。
乗馬クラブは、少し離れている場所にあり、車での送迎が必要な場合が多いです。
家族ぐるみで、乗馬クラブのサポートをすることがきっかけで、家の中でも、乗馬の話しが共通の話題となり、家族で会話をする時間が増える事に繋がります。
一家団欒で過ごす時間が少ない傾向がある現代では、会話するきっかけを作ることは、とても大切ですね。
人気の理由3ポイント
人気の理由をまとめると次の3ポイントになります。
- 馬との触れ合いを通じてコミュニケーション能力や洞察力を養うことができる。
- 姿勢の強制や改善に繋がるといわれています。
- 乗馬クラブがきっかけで家族との触れ合いが増える。
皆さん積極的に乗馬を楽しんでいきましょう!
乗馬を習うときの注意点
乗馬を習う時の注意点が何点かあります。その中でも特に大切な2点について説明します。
1.服装
1つ目は服装に気を付ける事です。乗馬では、動きやすい服装がおすすめです。
トップスはアクセサリーがないカジュアルな軽装で、ボトムスはジャージなどがおすすめです。
乗馬の際にトップスのシャツなどは、ズボンの中に入れておくようにしましょう。
ひらひらとシャツが動いていると、馬が驚いてしまう可能性もあります。
そして乗馬の乗り降りの際に、服が汚れたりする可能性があるので、オシャレな服装よりは、汚れても大丈夫な服装にしましょう。
2.馬の気持ち
2つ目は馬の心を理解し、寄り添う気持ちを持つように心掛ける事です。
馬は体型は大きいですが、非常に繊細な性格を持っています。
例えば、真後ろからいきなり人が現れるとビックリしてしまい、興奮して暴れてしまう馬も多いです。
真正面から姿を見せるように、気を配るなど、馬の気持ちに寄り添う姿勢を意識しましょう。
また乗馬の時の服装も、明るい色を着用すると、色に反応して、ビックリする事も多いです。
そして耳から入る音にも敏感なので、大きい音を出してしまうと、驚いてしまいます。
いかがですか?ほんの些細なことかもしれませんが、自分と馬にとって安全で快適なレッスンをするために、乗馬に適した服装やマナーを知り、馬の気持ちにも配慮する事も、習う時には大切な心掛けですね。
習い事としての乗馬にかかる費用とは
乗馬にかかる費用は、入会金や月会費、騎乗料、指導料など、多くの費用がかかります。
基本的な料金として入会金と月会費がかかり、その他の騎乗料と指導料は、レッスンを一回受ける時にかかるレッスン料です。
入会金は、入会時に支払う料金、月会費は継続して会員になる時に、月々かかる料金です。
入会金は、10万~15万円程度の所が多いようです。
月会費は、1万円~1万2千円位のところが多く、一年間レッスンを受けた時には、20万~25万程度の基本料金が必要です。
また乗馬クラブによって、料金はかなり差が大きいので、リサーチしながら、色々と比較、検討する事も大切です。
そして騎乗料は一回1500~2500円前後、指導料は1000~2000円程度かかります。
レッスンを受ける日が、平日と土日・祝日で騎乗料が変わる所もあるので、しっかりと比較することが大切です。
その他に、万が一怪我をした時のための保険に入ることを進められると思うので、その保険料が500~2000円程度かかります。
乗馬は数が多くはないですが、年間で見ると、乗馬クラブで落馬の怪我が発生しています。
保険に入っていた方が、安心してレッスンを受ける事ができるので、加入する事を、強くお勧めします。
次に乗馬に使用する時の道具一式に、お金がかかります。
どこの乗馬クラブでも、基本的にはレンタル料を支払えば、乗馬道具一式を貸出してもらえます。
レンタル料は、1000円程度のところが多いです。
これらは消耗品なので、レンタル料だけで済むのなら、とてもお得ですね。
また自分の所有品ではないので、乗馬道具の手入れを行う必要がありません。
長期間通い、本格的に極めたい人だったら、道具一式の購入が必要ですが、子供の習い事としてなら、レンタルで借りるのがおすすめです。
もし自分で揃えるなら、6万円以上はかかります。なので、レンタルがおすすめです。
そして、ロッカー使用料や鞍置き場の使用料もかかります。月々で5000円~の使用料が多いです。
鞍置き場の使用料はばらばらで、1000円~万単位まで様々です。
色々と比較して検討してみる事を、おすすめします。
乗馬クラブの選び方
乗馬クラブの選び方は、自分がどのような目的を持っているかで決まります。
乗馬と言っても、目的別に大きく分けて、4つの楽しみ方があります。
本格的に技術を磨くレッスンを求めている人や、馬に触れる事が好きで、馬の世話や手入れが中心の乗馬クラブ、
外乗を通して、自然を楽しみたい人もいれば、同じ乗馬仲間を作り、交流する事が目的の人もいます。
そして、乗馬クラブの利用のしやすさも、選ぶ基準にする事が大切です。
スタッフの人と話しやすい環境なのか、予約状況が混みあっていてなくて、予約をとりやすいか、他にはレッスン内容を確認したり、施設の規模がどれくらいなのかなど、自分の軸を持ちながら、それに適した場所なのかどうかをチェックしながら、乗馬クラブを選びましょう。
まとめ
乗馬の利点や注意点、必要な費用を知り、目的に合った乗馬クラブを選ぶことで、充実した乗馬経験ができる事に繋がります。
何となく流行っているから、どこかの乗馬クラブに入会するより、下調べや費用の準備が事前にできていると、子供にピッタリの、素晴らしい乗馬クラブが見つかるかもしれません。
特に費用に関しては、それぞれで大きな違いがあるため、じっくり比較検討しながら、理想の乗馬クラブを見つけるようにしましょう。
もし調べても不安が残るようなら、直接スタッフの人に相談したり、話しを聞く事も一案です。
子供さんと一緒に、理想の乗馬ライフを過ごせていることを願っています。