馬が好き!魅力的なグッズ
あなたは馬のどこが好きですか?
乗馬を始めてみたい方も、競馬が好きな方も、ただただ馬に惹かれるという方も、「馬はきれい」と思う気持ちは共通しているのではないでしょうか。
時代も国も超えて、同じように感じた人がたくさんいたから、馬や馬に関連するものをモチーフにした魅力的なグッズが作られてきました。
この記事では、そんなグッズについてご紹介します。
幸せのシンボル
幸せを呼ぶモチーフと言えば四つ葉のクローバーが有名ですが、馬の蹄鉄も西洋の伝統的なラッキーアイテムです。
蹄鉄とは、馬の蹄(ひづめ)を守るために打ち付けられた金属で、一般的にはU字型をしています。
もともとは、西洋で魔除けとして玄関に飾られることが多かったようですが、幸運や富を引き寄せるお守りとして身に着けるようにもなりました。
こちらは、蹄鉄を2つ組み合わせた強力な幸運のチャーム。
上向きの蹄鉄は「幸せを受け止める」、下向きの蹄鉄は「幸せが降り注ぐ」、「不運を落とす」と考えられています。
持っていると、とってもいいことがありそうですね。
シルエットも魅力的
馬の美しいシルエットは、“走る芸術品”と称されることもあります。
走っている姿、ジャンプしている姿はもちろんですが、じっと立っているだけの馬の姿も見飽きることはありません。
放牧場で草を食べているだけの馬を眺めていたら、びっくりするくらい時間が経っていた、という経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
馬には、見ているだけで癒される効果があるのかもしれません。
馬に毎日会える方はラッキーですが、たまにしか会いに行けない方も多いのでは。
本物の馬の代わりに、馬をモチーフにしたグッズを近くに置きたいと思う気持ちは、古今東西、共通しているようです。
リアルな馬たち
馬のありのままの美しい姿をモチーフにしたグッズとして、上の写真のようなアンティークな置物や、絵画などがあります。
これは銀細工の馬車です。
馬だけではなく、馬車も形が美しく豪華なため、モチーフにされることがよくあります。
かわいくデフォルメされた馬たち
北欧好きな方にはお馴染み。
『ダーラヘスト』や『ダーラナホース』と呼ばれる、スウェーデンのダーラナ地方の伝統工芸品です。
元は、スウェーデンの冬の長い夜に、自分の子供のためにナイフで木切を削って作った素朴なおもちゃ。
馬は、重い材木を森から運んだり、畑を耕したり、とても身近で大切な存在だったのです。
素朴なおもちゃから、スウェーデンを象徴するシンボルとなり、幸せを運ぶ馬として親しまれています。
日本の伝統工芸品にも、馬をモチーフにしたものがたくさんあります。
上の写真の奥側が、青森県の郷土玩具、八幡馬(やわたうま)です。
八戸市を中心とする南部地方で古くから作られてきた木彫りの馬ですが、この地域は南部馬という優れた馬の産地でした。
愛馬が健やかに育つようにと願って作ったものが、やがて神社の参拝者のお土産として売られるようになったと言われています。
有名ブランドも馬が好き
有名ブランドにも、会社のロゴマークや製品に馬に関係するモチーフを取り入れているところがたくさんありますよね。
いくつ思い浮かぶでしょうか。
ファッションブランド
エルメスやグッチは、どちらも馬と深い関わりを持っています。
エルメスはもともと馬具工房でしたが、時代の変遷とともに交通手段が馬から自動車に変わっていく中、馬具の製造で培った技術を活かして、バッグなどの革製品を作るようになりました。
グッチは、創業者の実家が馬具の製造をしていたこともあり、馬具や旅行用鞄からスタートしています。
どちらも、馬や馬具をモチーフにしたスカーフ、馬具をモチーフにした靴やバッグなど、バックグラウンドを大切にした製品を作り続けていますね。
また、セリーヌ、コーチ、バーバリー、ロンシャンなど、馬をロゴにしているブランドもたくさんあります。
自動車のブランド
自動車メーカーで、馬をモチーフにしたエンブレムを使っているところもいくつかあります。
“跳ね馬”と言えば、ポルシェとフェラーリ。
ドイツのポルシェのエンブレムは、本社があるシュツットガルト市の紋章に由来します。
実は、イタリアのフェラーリのエンブレムの由来も、同じくシュツットガルト市の紋章なのです。
その訳とは?
イタリアの有名な戦闘機パイロットが撃墜したドイツの戦闘機にこの紋章が付いていて、後に自分が所属する部隊のマークに採用。
フェラーリが、この部隊のマークをエンブレムに使ったから、と言われています。
記念グッズ
競走馬が国内や海外の大きなレースを勝つと、馬名入りの記念グッズが販売されることがあります。
例えば、こちらのノーザンホースパークのページでは、日本のG1レースや海外のレースで優勝した馬の記念グッズが紹介されています。
これ以外にも、馴染み深いものとして「アイドルホース」のぬいぐるみがあります。
どの馬のぬいぐるみを制作するのかについては、明確なルールは設けられていないとのこと。
一応の目安としては、『日本ダービー、オークス、有馬記念で勝った馬、もしくはG1レースを2勝以上した馬』となっているそうです。
毛色や白(はく、顔や肢の白い部分)などの体の特徴、メンコ(覆面)や頭絡などの装着品が忠実に再現され、ゼッケンにはレース名と馬名が書かれています。
応援している馬や、感動したレースの勝ち馬のぬいぐるみは思わず買ってしまうという方も多いのではないでしょうか。
まとめ
この記事では、馬をモチーフにした魅力的なグッズについてご紹介しました。
昔から、人間にとって頼もしい相方であり、時には癒してくれる存在だった馬。
身近で大切だから、たくさんの魅力的なグッズが作り出されてきました。
あなたも大好きな馬グッズを手に入れて、幸せを呼び込んでみてはいかがでしょうか。
ご覧になりたい方は、ぜひこちらのJODHPURSのページを覗いてみてくださいね。