MISIA「Welcome One」馬術競技にむけたエールソング!

JRAで制作された馬術競技応援CM「TOGETHER!世界の馬術がやってくる。」は、もうご覧になったでしょうか?このCMに使用されている曲が「Welcome One」です。今回は、この馬術競技応援ソングを歌っているMISIAさんのことや、曲に込められた想いをまとめてみました。

JRAの馬術競技応援新CMソングとしてリリース

TOGETHER!世界の馬術がやってくる。CM MAKING MOVIE | JRA公式YouTube · JRA公式チャンネル

2021年4月に発売されたMISIAさんのデジタルシングル「Welcome One」。この曲は、JRAの新CMソングとして制作されました。


2020年にもJRA馬術競技応援CMとタイアップした「君の背中にはいつも愛がある」をリリースしているMISIAさんですが、今回の曲では馬術や馬だけでなくオリンピック全体を意識したような表現が多いように感じます。


「Welcome One」を使用したCM「TOGETHER!世界の馬術がやってくる。」は、馬術になじみがない人にも競技に親しんでもらうために制作したCMです。このシリーズは「障害馬術編」「総合馬術編」「馬場馬術編」「いよいよ編」の4つ。


MISIAさんの力強い歌声とともに各種目の迫力ある映像も楽しめるので、テレビで見逃した方は是非、特設サイトでチェックしてみてくださいね。こちらのサイトでは、CMやMISIAさんのコメントのほか、土屋太鳳さんと松坂桃李さんが馬や馬術に関する基礎知識を解説する動画「ちょこっと馬術大学」も見られますよ。


ところで、JRAのCMといえば中央競馬のイメージが強いので「馬術も応援してるの?」と意外に感じた人もいるのではないでしょうか?


実は、JRAでは競馬だけでなく畜産の振興や競走馬のセカンドキャリアに関する啓蒙活動など、馬に関するさまざまな事業が行われているんです。乗馬・競馬初心者をターゲットにしたイベントやコンテンツ企画も、その一環となっています。

MISIAさんについて

写真=MISIA「Welcome One」ジャケ写引用

日本を代表する歌姫

日本の歌姫と聞くと何人かの女性歌手が頭に浮かぶと思いますが、MISIAさんもその一人ではないでしょうか?その声域は5オクターブとも言われ、また最新の技術を使った演出や世界中のアーティスト、パフォーマーとの共演なども話題となっています。


日本において、女性R&Bの火付け役とも言われているMISIAさん。その音楽のルーツは、幼少期を過ごした対馬でのゴスペルとの出会いだったと言われています。


広い声域を生かしたダイナミックな曲に、元気をもらったという人は多いでしょう。一方で、その曲に乗せられる歌詞はいろいろな立場の人に対する“想い”や、思わず涙が出るような優しさにあふれています。


ディスコグラフィや来歴など、MISIAさんのことをもっと詳しく知りたい方はオフィシャルサイトもチェックしてみてくださいね。

音楽の力で発信

今回のオリンピックでは、開会式の国歌斉唱がとても力強く印象的でした。しかし、それだけではなく着ていた虹色のドレスも非常に話題になりましたね。


このドレスはLGBTへの理解や応援の意思を含むデザインだそうです。多くの国で徐々にその存在や権利が認められる「性的マイノリティ」ですが、一方でまだまだ法の整備や周囲の理解が追いついていない面もあります。


そうした中で、世界中に発信される場でのMISIAさんの意思表明には、勇気づけられた当事者や関係者も多いはず。また、この件に限らず国外のスラム街の現状を伝える取り組み、子供の教育支援団体の立ち上げ、チャリティコンサートなども精力的に行っています。


MISIAさんが世界的に評価されているのは、歌唱力だけでなくこうした社会情勢への理解積極的な活動もあってのことなのかもしれません。

乗馬が趣味

最初の見出しでも書いたように、MISIAさんは以前にもJRAのCMソングを書き下ろしています。おそらくこれは、彼女自身が趣味として乗馬をしていることにも関係があるのではないでしょうか?


MISIAさんは乗馬歴10年以上のベテラン。乗馬を趣味として楽しむだけでなく、乗馬を通して障害を持つ人や団体と交流を深めるなど日本ではまだまだ注目度の低い障害者乗馬についても様々な活動をしています。


今回の応援ソングはオリンピック多様性など幅広いことが意識された歌詞となっていますが、前回の「君の背中には愛がある」などを聞くと本当に馬が好きな気持ちが伝わってくるので是非聴いてみてください!


こちらの曲は、初めて聴くと「パートナーとのラブソングかな?」と思う人もいるかもしれませんが、乗馬をしている皆さんなら歌詞に登場する“君”を愛馬に置き換えた瞬間に「情景が目に浮かんでくる!」「気持ちが分かる!」と感じるのではないでしょうか?

あらゆる人への想いを込めた曲

そんなMISIAさんの「Welcome One」には、一体どんな想いが込められているのでしょうか?今回のオリンピックのことやMISIAさんのこれまでの活動も思い出しながら、この曲の歌詞について考えてみましょう。

目指すのは結果だけじゃない

今回のオリンピックでも、ニュースではメダルの数が取り上げられがちでした。メダル常連の競技に比べて、馬術の放送があまりに少ないことに肩を落としていた馬術愛好者も多いはずです。


たしかに、オリンピックは記録を競う大会ですし、メダルは何にも変え難い価値のあるもの。しかし、MISIAさんの曲を聴いていると勝利やメダルだけでなく競技に挑む一人一人の誇りや、気持ちの強さに目が向いてきます。


たとえ競った結果では負けてしまったとしても、その努力や信念の輝きまで霞んでしまうことは無いと思える歌詞ですね。

心が繋がる奇跡

大きな行事ほど、いろいろな立場から方向性の違う意見が出るものですよね。今回は特に、震災からの復興を印象付けるものにしたいという意見がある一方で、感染対策の観点から制限を強めるべきという意見もありました。


競技場の場所や費用にはじまり、延期、感染症対策など多くの課題の中で開催に漕ぎつけた2021年のオリンピック。それだけに、関わる人の立場の違いというものが普段以上にくっきりと浮かび上がったのではないかと思います。


そんな中でも異なる考え方が繋がり、立場の違う人が理解し合うことで素晴らしい瞬間が訪れる。「Welcome One」には、そんな思いや願いが込められているように感じます。

一人ひとりの価値

繋がるためには「どれか1つの意見」「誰か1人の力」ではなく、たくさんの意見や力が必要です。その中には当然、主流でない意見や、とても小さな力もあるはずです。もし、自分がそちら側だったら無力感を感じたり「自分は参加しなくても…」と考えてしまうかもしれませんね。


そんなときに思い出したいのが、歌詞の中でも繰り返し使われているWe are the“ones”という言葉です。日本では「1つになる、一丸となる」という意味に誤訳されることも多いですが、これは私たちの誰もが「かけがえのない“個”である」というような意味。


オリンピックでも、主役として取り上げられる選手だけでなく、支える人、見守る人など…その全ての人に、変わらない“個人”としての価値がありますよね。これは日常生活でも同じはず。


その一人ひとりが、悩んだり失敗しながらも自分が誇れるベストを尽くすことで、持っている夢の実現につながっていくという熱い気持ちを奮い立たせてくれる一曲ですね。

まとめ

JRA馬術競技応援CMに使用されている「Welcome One」は、馬や乗馬だけでなく、曲を聴いた人すべてへの応援メッセージが込められています。この曲が使用されているCMやJRAホームページで馬術競技の基礎を知っておけば、間もなく始まるパラリンピックでもパラ馬術競技を何倍も楽しめるはずですよ!

 

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