【いよいよ来年!】2024年パリ五輪 馬場馬術
2024年にパリでオリンピックが開催されます。
前回開催の東京オリンピックでは馬術競技で日本代表選手は強豪国相手に素晴らしい活躍を見せてくれました。そのため、2024年パリオリンピックでも日本の活躍に注目が集まっています。
そこでこの記事では、馬術の中でも馬場馬術競技について予選情報や出場までの道のりなど詳しく解説していきます。
この記事を読むことでパリオリンピックで行われる馬場馬術競技について詳しく知ることができます。
どんな種目があるの?
馬場馬には「規定演技」と「自由演技」があります。規定演技とは演技内容がすべて決められている競技のことで、馬の正確性や美しさを競うものです。自由演技とは指定されている演技さえ取り込めばあとはすべて自由に演技しても良いという競技です。馬の美しさはもちろん、技の難易度が高ければ高いほど高得点が見込めます。
フィギュアスケートのショートプログラムに当たるのが規定演技で、フリープログラムに当たるのが自由演技だとイメージすれば分かりやすいのではないでしょうか。
予選はいつから?
予選は2022年8月の「2022年FEI世界馬場馬術選手権」から開始しています。
2022年FEI世界馬場馬術選手権では1位から6位までがパリオリンピックへの出場権を獲得できます。
日本からは黒木茜選手・佐渡一毅選手・林伸伍選手・原田喜市選手がひとチームとして参加しました。
2022年FEI世界馬場馬術選手権の結果は以下の通りです。
- 1位:デンマーク
- 2位:イギリス
- 3位:ドイツ
- 4位:スウェーデン
- 5位:オランダ
- 6位:アメリカ合衆国
- ・・・15位:日本
出場選手数は?
2024年パリ五輪の馬場馬術競技の参加選手数は最大で60人です。
他のスポーツに比べて参加できる人数が少なく、かなり狭き門だといえます。
パリ2024までの道のり
2024年パリ五輪馬場馬術競技に出場するには様々な壁を乗り越える必要があります。
まずは国の代表に選抜されること。オリンピックの代表選抜は競技者であれば多くの人が目指すものであるため、かなりの競争率となります。日本では、代表選抜のための大会というものはなく、これまでの競技会や大会の成績を参考に日本代表の監督が選ぶため、オリンピック出場のための代表選抜は何年も前から始まっていると言えます。
次にパリオリンピックへの出場権を獲得する必要があります。出場権の数はかなり少なく、それぞれの国で最もうまい人たちが全力で競い合うためオリンピック出場は狭き門です。また、基本的に予選は開催国で行われるため、慣れない海外の環境でプレーすることが求められ、普段通りのパフォーマンスを発揮できない可能性が高いという難点もあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。この記事ではパリオリンピックの馬場馬術競技について詳しく解説してきました。オリンピックは厳しい予選を勝ち抜いた選手だけが出場できる名誉ある舞台です。ぜひ一緒に注目、応援しましょう。
また、パリオリンピックでは馬場馬術競技だけでなく障害馬術競技と総合馬術競技も行われます。馬術が盛んなフランスでの開催であることもあり、目が離せません。