乗馬メディア EQUIA エクイア

メインビジュアル

【どこで買えるの?】初心者用乗馬セット

スポーツを始めるとき、それに必要な道具がありますよね。テニスならラケットとボール、スキーならスキーウェアにスキー板とストックが最低限、必要になります。
乗馬はどうでしょう。乗馬の場合は、馬に必要な馬具、騎乗する人が必要な物がそれぞれあります。馬具は乗馬クラブのものを使います。騎乗者が使う物は乗馬クラブで貸してもらうこともできますが、乗馬を始めるなら揃えた方がいい物もあります。
ここからは初心者が揃えたい乗馬セットを解説します。

まず揃えよう!この5点

【どこで買えるの?】初心者用乗馬セット

乗馬グッズってヘルメットやブーツなどたくさんありますよね。全部揃えるのは、選ぶのもお金も大変です。
レンタルできる乗馬クラブでは「レンタルでもいいかな」という気になるかも知れません。しかし自分のサイズに合ったもの、自分の感覚にあったものを選ぶことで、ストレスなく乗馬を楽しむことができます。
まずは最初に揃えたい乗馬セット5点について説明します。

ヘルメット

サラブレッドの体高は約160㎝といわれています。万が一のことに備え、乗馬を安全に楽しむためにはヘルメットは必要です。
乗馬クラブでレンタルという方法も考えられますが、乗馬を始めるなら自分のヘルメットを用意することを強くおすすめします。
理由は、レンタルだといつも自分のサイズのヘルメットがあるか分からないからです。小さいヘルメットでは、頭が締め付けられ痛い思いをすることもあります。また大きいヘルメットでは、ブカブカで乗馬に集中できなかったり、万が一のときにきちんと頭を守れないこともあります。
さらに、頭は汗をかきやすい場所でもあり、たくさんの人が使ったヘルメットに抵抗を感じる人もいるのではないでしょうか。
ヘルメットを選ぶときには、安全規格を満たしているものを選ぶのはもちろん、サイズが合っているもの、通気性・丈夫さ・軽さなどの機能性も考慮して選ぶようにしましょう。

キュロット

キュロットは乗馬のときに履くズボンです。体験乗馬ではキュロットを着用せず、自分の長ズボンで代用することが多いと思います。キュロットでなくてもヒラヒラなびくスカートやズボンでなければ問題はないように思うかも知れません。それでは、なぜキュロットを早めに用意した方がいいのでしょうか。
それはキュロットは乗馬をするためのズボンで、乗馬をするための工夫が施されているからです。
例えば、キュロットはたいてい膝革や尻革がついています。最近ではその部分にシリコングリップを使用しているものが増えています。これは、乗馬をするうえで、膝やお尻の部分は馬に指示を伝えるのに大切な部分で、グリップが必要だからです。
キュロットを選ぶときには、メーカーによってサイズにバラつきがあるので、試着することが大切です。
通販で購入するときにも、試着後サイズが合わない場合のために、返品可能かどうかを確認するようにしましょう。

ショートブーツ

乗馬ブーツには「ロングブーツ」と「ショートブーツ」があります。ロングブーツは、靴の部分とすねやふくらはぎを覆う筒状の部分が一体化しているものです。一方ショートブーツは、靴の部分のみで、すねやふくらはぎを覆う部分は別のチャップス・ゲートルを使うことになります。
ブーツの素材は、本革・合皮・ラバーがあり、素材によって価格も変わってきます。
ここでロングブーツではなく、ショートブーツをおすすめするのには理由があるので、その理由を説明します。
まず丈が短い分、足首を自由に動かすことができます。ロングブーツの場合は足首が固定されているため、慣れるまでは大変です。
また、ショートブーツの場合は荷物としてもかさばらず、持ち運びが楽になります。もしくは家と乗馬クラブ間の移動のときにショートブーツを着用することも可能で、その場合、荷物はさらに楽になります。
但し、大きな競技会に参加するにようになると、ロングブーツ着用が規定されていることもあります。その際にはロングブーツを事前に購入し、履きならす必要があります。

チャップス

チャップスは、キュロットの上から着用し、足首からふくらはぎまでを覆います。素材は本革・合皮・スエード生地などがありますが、スエード生地のものは滑り止めの効果があるので、姿勢が安定しやすくなります。
チャップスのおすすめポイントは、伸縮性があるところです。伸縮性があるため、足にフィットし、動きやすくなっています。
また、コンパクトに収納できるため、移動の際の荷物も楽になります。
なおチャップスとショートブーツは別の物なのでそれぞれ気に入ったものを購入することができますが、チャップスとブーツの色を揃えることが多いようです。

グローブ

「乗馬のグローブ、他のグローブで代用できないかな」と考える方もいると思います。確かに他のグローブで代用できますが、安全面や機能性では乗馬用のグローブにはかないません。その理由は、乗馬用のグローブは乗馬のためのグローブで、その役割を果たすための工夫があるからです。
例えば役割の一つに火傷防止があります。グローブは馬とコンタクトを取るための手綱に直接触れます。体の大きい馬が急に首を動かすと手綱と手の摩擦も大きくなり、手綱を持っていた部分を火傷することもあります。このように人間の手を守る工夫がされています。
そしてもう一つの役割に、手綱を手から離さないようにする役割があります。もし手綱が手から滑り落ちたらどうなるでしょう。馬をコントロールすることが出来なくなり危険です。そのため乗馬用グローブには簡単に滑り落ちないように、滑り止めがついています。
このように、乗馬用グローブは危険を防止するために、手綱が触れる小指と薬指も間、親指と人差し指の間は、重点的に補強されている特別なグローブなのです。

気になる予算は?

【どこで買えるの?】初心者用乗馬セット

乗馬というと、敷居も費用も高いイメージがあるため乗馬グッズの予算も気になると思います。確かに価格には幅がありますが、高いものが必ずいい物ではありません。
ここからはそれぞれの気になる予算を紹介します。
まず、ヘルメットは1万円以下のものから高い物では20万円ほどするものもあります。それぞれ通気性や軽さ、サイズ調整がしやすいダイヤル調整が出来るものなど特徴があります。
キュロットも6,000円くらいのものからあります。それぞれ素材など違いがありますが、試着をしてサイズも素材にも自分にあった物を見つけてみましょう。
ショートブーツはロングブーツに比べて安く、1万円以下から5万円前後のものまであります。その価格の違いには、もちろん素材の違いがあります。
チャップスも素材により3,000円台のものから3万円まであります。スエード生地のものはふくらはぎの部分が滑らず、よい姿勢を維持しやすくなっています。
グローブは他の用品に比べて安く、5,000円以下でも機能性十分なものを購入できます。
ショップや通販サイトによってはセット販売をしているものもあります。これらの初心者向けのセットを購入することも可能です。

女性に大人気はコレ!

【どこで買えるの?】初心者用乗馬セット

乗馬を楽しむ要素にオシャレを取り込みたい女性もいると思います。また、乗馬は海外で生まれたスポーツであることから小柄な日本人女性のサイズを探すのに苦労することあると思います。ここでは女性に人気の商品を紹介します。
ヘルメットでは、EQULIBERTA ソリッド ダイヤル調節ヘルメットです。ヘルメットは頭の形に合うことが大切ですが、こちらの商品は日本人の頭の形に合いやすく、後頭部にダイヤルがついているため、フィット感が調整しやすくなっています。
キュロットも日本人の体型に合わせたキュロットが人気です。またデザインによってハイウエスト・ミドルウエスト・ローウエストなどがありますが、背中や下着が見えないように、また騎乗時に窮屈にならないようにという観点も大切になります。
ショートブーツはJODHPURS 合皮ショートブーツが人気です。素材は合皮なのでお手入れのしやすさがありながらも、本革のような上品な質感があります。同色のチャップスと合わせるとカジュアルすぎない足元になります。
チャップスはEQULIBERTA 合皮スエードハーフチャップスがおすすめです。伸縮性・耐久性にすぐれているうえ、しっかりした質感です。
グローブに関しては、JODHPURS コットングローブが人気です。やや薄めですが必要なところはしっかり補強がされています。

おすすめはココ!

【どこで買えるの?】初心者用乗馬セット

せっかくの乗馬用品、失敗や後悔は避けたいところですが、たくさんの商品があると悩みますよね。
「自分では決められない」「具体的なおすすめを教えて」という方も多いと思います。そのような方には、このようなセットがあるので検討する価値があります。
https://item.rakuten.co.jp/jodhpurs/jt-beginner-set/
こちらのセットは超軽量でダイヤルで調整できるヘルメット、日本人用の採寸パターンとストレッチ素材が嬉しいキュロット、脱ぎ履きがしやすく滑りにくいショートブーツ、足首が曲げやすく滑りにくい素材のチャップス、丈夫なうえ感触が伝わりやすいグローブ、さらに滑りにくい短鞭の6点セットになります。
鞭については早いうちから使うことで、早めに使いこなせるようになりますよ。

まとめ

【どこで買えるの?】初心者用乗馬セット

いざ乗馬用品を購入しようと思っても何から用意すればいいか、わかりませんよね。
まずはヘルメット・キュロット・ショートブーツ・チャップス・グローブから揃えるのをおすすめします。
そのなかでも、どのように選んでいいのか分からない、悩む、迷うことがあると思います。大切なことは自分のサイズに合うものを選ぶことです。またショップによってはセット販売をしているところもあるので、それらも検討してみることをおすすめです。

新着記事