【動画紹介】乗馬シミュレーターの再現度やメリットとは?
乗馬シミュレーターは馬のリアルな動きを再現したマシンですが、果たしてその役割や再現度は?今回の記事では、動画を通して乗馬シミュレーターを使うメリットや、馬の動きをどれくらい再現できているのかについて知ってみましょう!
今回紹介する動画はこちら!
シャムロック乗馬クラブのスタッフYuriさん&Yasuさんが配信している「シャムロック乗馬TV」。ためになる動画や面白い動画がたくさんある中から、今回はこちら「【Yasu悶絶】乗馬シミュレーター体験してみた/乗馬倶楽部 銀座」をご紹介します。
乗馬シミュレーターに乗ることができる施設は少ないので「存在は知っていても乗ったことはない」という方が多いのではないでしょうか?そこで、今回はYasuさんが実際に乗馬シミュレーターを体験した様子を見てみたいと思います!
乗馬シミュレーター初体験!
今回Yasuさんが訪れたのは「乗馬倶楽部 銀座」。普段はシャムロック乗馬クラブの馬たちの様子や、馬関連YouTuberさんなどとのコラボが主なシャムロック乗馬TVですが、なんと今回はリアルな馬は一切登場しません!
というのも「乗馬倶楽部 銀座」さんは日本初の“シミュレーター乗馬クラブ”。室内で、乗馬シミュレーターにまたがってレッスンを受ける新感覚の乗馬施設なんです!
ちょっとでも興味をひかれたら、ぜひ動画を見て普段からガッツリ馬に関わっているYasuさんの感想をチェックしてみてくださいね。
肝心の再現度は?
当然のことながら馬は生き物なので、普段のレッスンでは皆さん複雑な馬の動きをしっかり感じながら体重を移動したり扶助を出したりしていますよね。あの複雑な動きが、本当に機械で再現できるのでしょうか?
「乗馬倶楽部 銀座」さんではいろいろな種目に対応するため何種類かの乗馬シミュレーターが用意されています。種目によってシミュレーターの動くパーツやセンサーの位置に違いがあるようですね。
まずはドレッサージュ用のマシン。ちゃんと右手前と左手前の駈歩で馬体の傾きやリズムが変わるようで、Yasuさんからも「これちゃんと、左手前の動きをしてますね」というコメントが聞かれました。
脚に関しては実際の馬と異なり「合図する」のでなく「決まった位置のセンサーを足で押す」という感覚にならないかな?というのが気になるところですが、前に進むだけでなくピルーエットの練習などもできるとのことで、これは想像以上に練習の幅が広そうです!
続く障害飛越に使用したマシンですが、ドレッサージュ用のマシンよりも障害に向かうときの「馬が障害を見る首の動き」などが良く再現されている感じがします。こちらは馬場馬術や障害飛越、クロスカントリーも練習できるオールラウンダータイプのシミュレーターです。画面上での障害の高さに合わせて、踏み切った時の背中の角度などもシッカリ変わるようですね。
そして、最後に挑戦したのが競走馬シミュレーター。これは、乗馬をやっている方でもなかなか体験できない動きなので皆さん気になるのではないでしょうか?
ツーポイントをしっかりキープするYasuさん、さすがです!と思いながら視聴していましたが、最後の「いい運動になりました特に最後の“地獄”は…」というコメントを聞く限り、やはりかなりハードなようですね…。
乗馬シミュレーターのメリット
リアリティはかなりのもののようですが、皆さんの中にも「やっぱり本物の馬のほうが良いのでは」と感じている方は多いかもしれませんね。そんな乗馬シミュレーターのメリットとは、一体何なのでしょうか?
環境に左右されない快適さ
多くの乗馬経験者が共感できると思いますが、乗馬のレッスンや厩務は基本的に屋外。そのため、外気温や天候に左右されがちです。汗だくになりながら同じく汗だくの馬を洗ったり、寒さにかじかむ指で手綱を握る…という日もありますよね。
しかし、完全屋内&画面の前でレッスンできる乗馬シミュレーターならば天気も気温も関係なく快適な環境でレッスンができます!環境に体力を奪われずレッスンに集中できるというのは非常にありがたいですね。
落馬の危険性が極めて少ない
馬に乗る上では、落馬への恐怖心をうまく制御したり、落馬しそうな姿勢・状況を意識して避けることも重要になります。とはいえ、馬はかなり力が強く動きもダイナミックな動物。乗馬をしていれば、程度の差はあれど落馬の恐怖は付いて回りますよね。
一方、現時点では乗馬シミュレーターでの落馬件数はゼロ。急に驚いて暴れたり、障害物の前で反抗することもありません。さらに、実際の馬とは違いインストラクターさんが常に近くに立っている状態なので、いざというときもすぐに対応してくれるでしょう。
このため、落馬が怖くて乗馬から足が遠のいてしまったという方や、体幹のバランスがとりにくい障害をお持ちの方などが「実際の馬に乗る前段階」のレッスンとして利用するといった活用法にも期待できます。
姿勢や扶助を視覚化できる
馬に乗ってレッスンしているときは「馬が思ったように動いてくれない」ということは分かっても、自分の何がどのように間違っているからうまくいかないのか?は分かりにくいことが多いですよね。
乗馬シミュレーターに乗ると、左右のバランスや扶助のタイミング・強さなどを数字や目盛りで可視化することができます。「うまくいく/いかない」という主観的な情報でなく客観的なデータをもとにレッスンを受けることで、スムーズに上達できそうですね。
馬の機嫌を気にせず練習できる
人間の間違った扶助が馬を混乱させたり苛立たせることもあれば、人間に非はなくとも周りに置いてあるものや通りかかった動物・物音などで馬の警戒心が高まりピリピリした雰囲気になることもあります。
これをうまく察知して安心させることも非常に重要なのですが、周りの馬や自分が乗っている馬の機嫌に関係なく自分の体重移動や姿勢に集中して練習したい!というときは乗馬シミュレーターの出番。
自分以外の要因では馬の動きが変化しないため、徹底して自分自身の姿勢や扶助を強化することができそうですね。
まとめ
Yasuさんが体験した乗馬シミュレーター、いかがでしたか?普段なかなかできない経験を楽しむだけでなく、意外と実践的なレッスンにも活用できそうですね。気になった方は、ぜひ「乗馬倶楽部 銀座」さんにも足を運んでみましょう!
今回はYoutubeチャンネルの「シャムロック乗馬TV」さんから動画を紹介させていただきました。このチャンネルは静岡県浜松市のシャムロック乗馬クラブ様が制作しています。
- シャムロック乗馬クラブ
- 場所:静岡県浜松市北区引佐町渋川662
- URL :https://yasusaaaaan1987.wixsite.com/shamrooooock
今回紹介した動画の他にも、乗馬の上達に役立つ動画&おちゃめな馬たちの動画が沢山あるので是非チェックしてくださいね。エクイアでも、定期的に動画をピックアップしてご紹介していきたいと思います!