人間用バリカンでもOK？【馬の毛刈り】動画を紹介します！

飼育している馬は定期的に毛刈りをすることが多いですよね。そもそも、毛刈りは「何のために」「いつ」するのでしょうか？そして、やっぱり馬用バリカンのほうが良いの？今回は、こうした疑問に答えてくれる動画を紹介します！

今回紹介する動画はこちら！

シャムロック乗馬クラブのスタッフYuriさん＆Yasuさんが配信している「シャムロック乗馬TV」。ためになる動画や面白い動画がたくさんある中から、今回はこちら「馬の毛刈りしてみた！」をご紹介します。

毛刈りっていつの間にかスタッフさんがしてくれて気が付くとキレイになっている…という人も多いと思いますが、学校の馬術部や会員にも厩務をたくさん任せてくれる乗馬クラブではみなさんも挑戦することがあるかもしれませんね。

毛刈りが必要な「理由」と「時期」

さて、では早速動画を見ていきたいと思います！まず、動画の冒頭では「なぜ毛刈りは必要なのか？」「どの時期にすればいいのか？」ということを簡潔に説明してくれています。

なるほど、毛刈りは野生馬にも必要というわけではなく、冬も人間の飼育下で運動してもらっているからこそ必要なお手入れだったのですね。なんとなく、時期が来ると「モコモコになってきたねー」なんて言って毛を刈っていましたが…納得です。

毛刈りをした後の注意点なども紹介していただいているので、みなさんも毛刈りをしたら参考にしてくださいね。確かに、毛刈りは毛が伸びる時期＝冬にするもの。真冬に急に薄着にされてしまったのと同じなので、疝痛予防のためにも体温調節には要注意です。

人間用バリカンで挑戦！

そして、今回の動画のポイントは「人間用のバリカンで」馬の毛刈りに挑戦するというところ。たしかに、ちゃんとした家畜用バリカンは8万円前後するので高いですよね…。

ということで、なんとスタッフのYasuさんの私物(！)だというバリカンで、馬の毛刈りに挑戦していきます。家畜用に比べるとだいぶ小ぶりになりますが、果たして毛やフケが詰まることなく毛刈りは成功するのでしょうか？

もしこれでうまくいくのであれば、男性のみなさんは愛馬とバリカンを共有できるかも…(笑)

バリカンに慣れてもらうには

いよいよ実際にバリカンを持って、いざ毛刈り！撮影に協力してくれるのは、シャンプー動画などでもおなじみのダンディー君です。信頼関係のなせる業なのか、バリカンをスイッチONしても、とても落ち着いていますね。

しかし、どの馬でもダンディー君のように落ち着いて立っていてくれるわけではありません。馬はとても音に敏感な動物なので、毛を刈り始める前にバリカンの音に慣れてもらう必要があります。

この動画でもYasuさんがされているように、バリカンのスイッチを付けて音がしている状態で身体を撫でたり、普段しているようなブラッシングをしてみましょう。「痛いことや嫌なことはしないよ」と伝われば馬はだんだん落ち着いてくるはずです。

馬に落ち着いてもらうことは、馬のためだけではなく人間が安全に毛刈りをするためにも重要。この一手間を惜しむと、馬が動き回ってうまく刈れなかったり、最悪の場合は蹴られてしまう危険性も考えられます。

人間用は静かでGOOD？

この動画を見ていて個人的に思ったのは「家畜用に比べて人間用は静かで良いかも！」でした。バリカンのスイッチを付けた瞬間はもっと馬が驚いて動き回るイメージがあるのですが、この動画では緊張しつつもバリカンをチラッと見たくらいでしたね。

ただし、家畜用と比較すれば馬力も劣るとは思いますし刃の幅が狭いので時間はかかりそうです。バリカン嫌いな馬にとっては「静かだけど長い時間やられる」か「大音量だけど短時間で終わる」か。どちらが良いか悩ましい所かも。

さて、結果は…？

ひとまず、詰まって止まってしまうということはなく目標としていた範囲が刈り終わりました。Yasuさんの手ごたえ、そして見守っていたYuriさんの評価やいかに…？

詳細な結論は、ぜひ実際の動画を視聴してみてくださいね。ちなみに、今回の動画を見て「ネットで見たら家畜用でも安いのが売っていたけどアレってどうなの？」と思った人もいるのではないでしょうか？

実は、シャムロック乗馬TVさんでは今回の毛刈りのリベンジとして「【毛刈り】1万円以下のバリカンは本当に刈れるの？馬の毛刈りリベンジ！」という動画も公開中！家畜用バリカンの威力も分かるので、ぜひこちらも併せて見てみてくださいね。

まとめ

人間用バリカンでの毛刈り、いかがでしたか？今回の動画では「人間用でやってみた」というだけでなく、もちろん一般的な毛刈りの基本もしっかり紹介されています！今年の冬は、みなさんもチャンスを見つけて毛刈りに挑戦してみてはいかがでしょうか？