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【知らないことが多いかも】競馬場でのマナー

【知らないことが多いかも】競馬場でのマナー

近年の競馬場はというと各地で次々と改修が完了し、すっかりきれいなパブリックスペースの様相。目の前に広がるレースコースは美しく整えられた緑眩しい芝に包まれ、颯爽と馬が駆け抜けます。一方ダートコースでは迫力たっぷりのレースが繰り広げられ、力強い蹄音に圧倒されることでしょう。広場には子ども達が楽しめる遊具が充実しており、競馬場グルメはこれでもかと言わんばかりの抗えない魅力を発しています。その結果、競馬場に初めて足を運ぶ人も多くなりました。このように競馬界隈が賑わうのはとてもうれしいことですが、やはり競馬場ならではのマナーが存在するのも事実。最初に競馬場に訪れた際には戸惑ってしまうかもしれませんね。今回は気兼ねなく競馬場を楽しめるよう競馬場のマナーについてお話したいと思います。

持ち込みを禁止されているもの

【知らないことが多いかも】競馬場でのマナー

JRAではレースの妨げになるもの、周囲の方の迷惑になるものは持ち込み禁止としています。具体的に例を挙げると以下のようなものとなります。

【ペット(盲導犬・介助犬を除く)】
万が一逃げ出した時にレースに支障をきたす恐れがあります。また動物が苦手な人がいるかもしれませんので、周りへの配慮も兼ねてペット連れは禁止です。

【テント・パラソル・大型のテーブル】
必要以上に観戦エリアを占拠する大きなものは周囲の迷惑になります。観戦エリアで使用するならレジャーシートや折りたたみ携帯クッションなどが便利ですよ。

【危険物】
花火を含む火気類などの危険物の持ち込みは来場者の安全を確保するため禁止です。

【車輪のついた器具や乗り物(ベビーカー・車いすを除く)】
自転車やスケートボード、台車などを持ち込むと、人混みで衝突するリスクが高まります。また緊急時には転倒したり渋滞を引き起こしたりと、スムーズな避難ができなくなる可能性も。

【騒音器具(拡張機・楽器・笛)】
繊細で臆病な馬は聴覚が発達しているので、大きな音や突発的な音を怖がります。騒音器具の使用はもちろん、パドックなど馬と近い場所では大声も控えてください。

【ボールやフリスビーなど投げること、またはドローンや凧など飛ばすことを目的としたもの】
不意にコースへ入ってしまった場合、レースに不利益が生じるのを防ぐため禁止です。馬が驚いて騎手を振り落とすなど大事故にも繋がりかねません。

観戦時の禁止事項

【知らないことが多いかも】競馬場でのマナー

実際にパドックで馬を見たり、レースを観戦することは、まさしく競馬場ならではの醍醐味。比較的近い距離で馬を見る時はこんなことに気を付けましょう。

「レース中に物を投げ入れる」「騎手や馬に暴言を浴びせる」「常識を超える騒音を出す」など、レースを妨害するような行為は絶対にやめてください。レースが最後まで無事に、そして不利なく終えられるよう、観客が守るべき最低限のマナーです。

脚立や踏み台に乗っての観戦もNGです。特に大きなレースの日はパドックやレースコース前の観戦エリアに多くの人が集まるので大変危険です。

かつては許可を得た上で競走馬や騎手への応援の証としてパドックに横断幕を掲げることがありましたが、JRAではコロナ禍を機に受け入れを停止しています。地方競馬では受け付けている競馬場もありますが、それぞれルールや申請方法が異なりますので確認が必要。推し活が盛んな昨今ですが、許可を得ない横断幕・垂幕・旗等を勝手に設置するのは禁止です。

写真や動画撮影での禁止事項

【知らないことが多いかも】競馬場でのマナー

間近で見る馬や騎手、白熱のレースなど、日常でなかなか味わえない体験は、思い出として写真や動画に収めたくなりますよね。競馬場での写真・動画の撮影は禁止されていませんが、SNSにアップする場合は他者への配慮(肖像権・著作権・商標権等)が必要ですし、私的使用目的の範囲内でというルール化がされていますのでご留意くださいね。許可なくライブ配信すること、営利目的での撮影も禁止です。

中でも撮影に関して一番気を付けなければならないのは「馬がいる場所でのフラッシュ撮影は厳禁」ということ。
実例として1996年に秋華賞という大きなレースで1番人気だったエアグルーヴが、パドックでのフラッシュ撮影に驚いて興奮状態となったままレースもイレ込み、10着に敗れたことがありました。フラッシュ撮影だけが敗因だとは言えませんが、少なからず馬のメンタル面に影響を与えたのは確か。
馬を怖がらせないよう、レースが安全に行われるように、フラッシュがオフになっているか確認してから撮影しましょうね。

その他の注意事項

【知らないことが多いかも】競馬場でのマナー

競馬場内には喫煙所が設けられています。喫煙は所定のスペースにて楽しんでください。
またゴミ箱も多く設置されているので、不要になった投票券やマークカード、その他の紙ゴミなどは、ゴミ箱やリサイクルボックスに入れてください。構内だけではなく、競馬場周辺でのポイ捨てもいけません。

競馬場には多くの人が集まりますが、JRAでは無許可の物品を販売したり、宣伝活動といった行為はすべて禁止しています。

最後にマナーではなく法的にとなりますが、馬券は20歳未以上でなければ購入できません。成人年齢は18歳に引き下げられましたが、アルコールやたばこと同様に馬券の購入も20歳からとなっています。
因みに20歳以上の皆さま、馬券が当たった場合の払い戻し期間は該当レースから60日以内なのでこちらもご注意を。

まとめ

初めて行く場所ではどう振る舞っていいか分からないこともあるかと思いますが、基本的には公共の場所でのマナーを踏まえていればOK。競馬場ならではのマナーは「馬ファースト」を考えると分かりやすいかもしれません。まずは馬を愛でる気持ちで訪れてみてはいかがでしょうか。

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