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【ヒヤッとした人は多いかも】馬が跳ねる原因と対策

【ヒヤッとした人は多いかも】馬が跳ねる原因と対策

乗馬中に馬が突然跳ねる(いわゆる「バッキング」)という経験は、多くのライダーが一度はヒヤリとする瞬間です。
突然の挙動に驚き、恐怖を感じる方も少なくありません。しかし、馬が跳ねるには必ず理由があり、その多くはライダーの合図や環境への反応です。

今回は馬が跳ねる原因を冷静に分析し、今日から実践できる対策について解説します。

跳ねる理由は?

【ヒヤッとした人は多いかも】馬が跳ねる原因と対策

乗馬中に馬が跳ねる動作は、馬にとっての「抵抗」や「自己主張」の一つです。馬は言葉を話せないため、痛みや不快感、あるいは精神的なストレスを感じた際、身体を使ってライダーにサインを送ります。跳ねることでライダーの指示を拒絶したり、背中の違和感を取り除こうとしたりするのです。

代表的な理由として、背中への強い刺激や痛みがあります。
例えば、鞍のフィット感が悪かったり、ライダーが体重をかけて背中を叩いてしまったりする場合、馬は「そこが痛い」「不快だ」と伝えます。また、馬が驚いたり、何かに怯えたりして反射的に跳ねることもあります。特に、馬場に慣れていない若馬や、特定の物音や動きに対して過敏になっている馬に見られる行動です。決して「ライダーを落とそう」と悪意を持って行っているわけではなく、馬自身の防御反応やパニックが引き金となっているケースが大半です。

まず重要なのは、馬がどのような状況で跳ねるのか、その時の周囲の環境や馬の耳の動きを観察することです。
馬の心理を理解しようと努めることが、安全な乗馬への第一歩となります。

原因はひとつだけじゃない

【ヒヤッとした人は多いかも】馬が跳ねる原因と対策

馬が跳ねる原因は単一ではなく、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

ライダー側の合図の不一致も大きな要因の一つです。
例えば、脚で強く合図を送りすぎているのに、同時に手綱を強く引いてブレーキをかけてしまうと、馬は「前に進め」と「止まれ」という矛盾した指示を受け取ります。この混乱がストレスとなり、馬は跳ねることで不満を爆発させます。

また、馬の集中力が途切れているときも危険です。
馬が周囲の他の馬や、馬場の外の風景に気を取られているときに突然の強い指示が入ると、驚いて跳ねることがあります。

さらに、日々のトレーニング内容も影響します。運動不足でエネルギーが有り余っている馬や、逆に過度の調教で疲労が蓄積している馬は、心理的に不安定になりやすく、些細なきっかけで激しい反応を見せることがあります。馬の性格やその日の体調、気温などの環境要因までを含め、原因を多角的に考える必要があります。

自分の騎座が乱れていないか、脚の位置は適切か、手綱は固まっていないか。馬の状態をフラットな視点で見つめ、常に「自分の今の合図は相手にどう伝わっているか」を自問自答することが、原因を突き止めるための最も重要なプロセスとなります。

跳ねるのを防ぐ対策

【ヒヤッとした人は多いかも】馬が跳ねる原因と対策

跳ねるのを防ぐためには、まず「馬に無理なストレスを与えない騎乗」を心がけることが大切です。
手綱を力任せに引っ張るのではなく、馬の口元を優しく感じ取りながら、柔らかいコンタクトを維持してください。特に駈歩などのスピードが出る運動では、バランスを崩して馬の背中を叩かないよう、体幹を安定させることが不可欠です。

もし「跳ねるかもしれない」という予兆(首を激しく振る、背中を硬くするなど)を感じたら、無理に合図を強めるのは逆効果です
一度手綱を緩めて馬の緊張を解き、落ち着いてから大きな輪乗り(円を描く運動)や、速度を落とす合図を送って馬の注意を自分に向けさせましょう。また、馬が物見をして跳ねそうなときは、視線を馬の耳の間ではなく、進むべき方向へしっかりと向けてください。

ライダーの視線が下がると重心が前に行き、馬の動きを制御しにくくなります。普段のレッスンから、馬の動きを先読みする習慣をつけること。馬との呼吸を合わせ、少しでも馬がリラックスして運動に応じた瞬間には、拍手や声かけ、手綱の緩和などでしっかりと褒めて安心感を与えてください。

「正しい反応をすれば楽になれる」と馬が理解すれば、跳ねるという行動は自然と減っていきます。

まとめ

【ヒヤッとした人は多いかも】馬が跳ねる原因と対策

馬が跳ねるのは、彼らなりの「困った」「痛い」という精一杯のサインです。まずは冷静に自分の合図を見直し、馬に安心感を与えられる騎座を磨くことが重要です。

跳ねる動作に対して恐怖心だけで対抗するのではなく、馬の心理を理解しコミュニケーションを大切にすることで、安全な乗馬ライフを楽しんでくださいね!

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