乗馬メディア EQUIA エクイア

メインビジュアル

「怖い」を乗り越える!馬と技術への不安を解消する方法

「怖い」を乗り越える!馬と技術への不安を解消する方法

乗馬を始めてみたいけれど、「大きな馬に近づくのが怖い」、「落馬したらどうしよう」、「うまく乗れる自信がない」と不安を感じていませんか?
初心者が乗馬に怖さを感じるのは決して珍しいことではありません。大切なのは、無理に怖さをなくそうとするのではなく、その原因を知って少しずつ慣れていくことです。

今回は、初心者が感じやすい不安と、その対処法をご紹介します。

初心者が感じやすい不安

「怖い」を乗り越える!馬と技術への不安を解消する方法

初めて間近で馬を見ると、想像していた以上の大きさに驚く人も多いのではないでしょうか。馬は体重が数百kgにもなる大きな動物です。
「急に動いたらどうしよう」、「蹴られたり噛まれたりしない?」と不安になるのは、ごく自然な反応といえるでしょう。
実際、馬に対する怖さには、大きく力強い動物への本能的なものと、「何が起こるか分からない」、「どう対処すればよいか分からない」といった知識や経験の不足から生じるものがあります。

騎乗してからは別の不安も出てきます。
馬上は思った以上に高く、馬が歩き出すだけでも体が大きく揺れます。「バランスを崩して落ちそう」「急に走り出したら止められないかも」と怖くなることもあるでしょう。

さらにレッスンが進むと、「自分だけうまくできない」「なかなか馬が動いてくれない」など、技術面の悩みが加わることがあります。運動神経や体力に自信がなく、乗馬を続けられるのか心配になる人もいます。

怖さを感じると、肩が上がったり、手綱を強く握ったり、体が固まったりしがちです。するとバランスが取りにくくなり、さらに不安になるという悪循環に陥ることもあります。

まずは「怖い」と感じる自分を否定するのではなく、「馬そのものが怖いのか」、「高さやスピードが怖いのか」、「うまく操作できないことが不安なのか」など、怖さの原因を整理してみることが第一歩です。

馬に対する不安への対処法

「怖い」を乗り越える!馬と技術への不安を解消する方法

馬に対する不安を小さくするためには、馬という動物の性質を知ることが役立ちます。

馬は体が大きく力も強い一方、とても臆病で繊細な動物です。突然の大きな音や急な動きに驚くことがあります。そのため、馬に近づくときは視界に入る方向からゆっくり近づき、声をかけてから触れることが基本です。真後ろは馬から見えにくい場所なので、むやみに近づかないようにしましょう。

最初から「怖がってはいけない」と考える必要もありません。怖さを無視して無理をするより、自分が安心できる段階から少しずつ慣れていくことが大切です。例えば、高さが怖ければ比較的小柄な馬、スピードが怖ければ穏やかに歩く馬など、不安の原因に合わせて練習環境を調整する方法があります。

騎乗することだけが、馬に慣れる方法ではありません。ブラッシングをしたり、馬房での様子を観察したり、スタッフと一緒に馬を引いたりすることも、馬を知るよい機会になります。
何度も接しているうちに、耳や表情、体の動きなどから馬の様子が少しずつ分かるようになってくるでしょう。声をかけたりブラッシングしたりして繰り返し接することが、馬との信頼関係につながります。

そして、不安を感じたときにはインストラクターに伝えることも重要です。
「速くなるのが怖い」、「以前落馬したことがある」など、具体的に伝えれば、不安に合わせた練習方法を相談しやすくなります。

技術面に対する不安への対処法

「怖い」を乗り越える!馬と技術への不安を解消する方法

「運動神経がよくないから乗馬は無理かも」と心配する人もいます。しかし乗馬では、力任せに馬を動かすのではなく、馬の動きに合わせてバランスを取ることが大切です。初心者向けのレッスンでは、手綱の持ち方や基本姿勢などから少しずつ練習していきます。

最初は常歩のゆっくりした歩き方から馬の揺れに慣れていきます。慣れてきたら速歩、さらに技術が身についてから駈歩へと、段階的にステップアップするのが一般的です。最初から上手に乗ろうと焦る必要はありません。

うまくいかないときほど、「全部できるようになろう」とせず、一つずつ課題を整理してみましょう。「今日は姿勢を意識する」、「馬の動きに合わせる」、「手綱を握りすぎない」など、その日の目標を一つに絞るのも方法のひとつです。

怖さで体が固くなる場合は、呼吸にも意識を向けてみましょう。
緊張すると肩や腕に力が入り、手綱を必要以上に引いてしまうことがあります。まずはゆっくりした動きの中で、力を抜いて馬の揺れを感じられる状態をつくることが大切です。安心できる状況で同じ動きを繰り返し、「できた」という感覚を積み重ねていくことが自信につながります。

周囲の人と上達の速さを比べる必要もありません。馬との相性や得意・不得意は人それぞれです。分からないことや怖いことはインストラクターに相談し、自分のペースで経験を重ねていきましょう。

まとめ

「怖い」を乗り越える!馬と技術への不安を解消する方法

乗馬で感じる「怖い」という気持ちは、無理に消す必要はありません。
馬の性質を知り、自分が何を不安に感じているのかを理解しながら、一つずつ経験を重ねることが大切です。昨日は怖かったことが、今日は少し平気になる——そんな小さな変化も立派な上達です。
焦らず、自分と馬のペースを大切にしながら乗馬を楽しんでいきましょう!

新着記事