【共感するものある?】乗馬を始めてから日常生活で変わったこと
乗馬を始めてから、普段の生活で思わぬ変化を感じたことはありませんか?
何気なく歩いているときに姿勢を正したり、動物を見ると耳の動きが気になったり。以前はそれほど関心のなかった天気予報を、熱心にチェックするようになったという方もいるでしょう。
乗馬の魅力は、馬に乗っている時間だけにとどまりません。馬と接するうちに身についた習慣が、日常生活のさまざまな場面に顔を出すこともあります。
今回は、乗馬経験者なら思わず「あるある!」とうなずいてしまいそうな、3つの変化をご紹介します。
姿勢を気にするようになった
乗馬を始めてから、普段の姿勢が気になるようになったという方は少なくないのではないでしょうか。
レッスン中、インストラクターから「背筋を伸ばして」「目線を上げて」「肩の力を抜いて」と繰り返し指導されるうちに、日常生活でも自然と姿勢を意識するようになります。
例えば、電車の座席に座っているとき。気がつけば骨盤を起こし、背筋を伸ばして座っていたり、歩いているときに前かがみになっていることに気づき、慌てて姿勢を正したりすることもあるでしょう。
デスクワーク中も同様です。パソコンの画面をのぞき込むような姿勢になっていると、ふとレッスン中の注意を思い出し、座り方を直すことがあるかもしれません。
乗馬では、馬の動きに合わせてバランスを取るため、腹筋や背筋をはじめとする体幹の筋肉を使います。ただ背筋を伸ばすだけではなく、余計な力を抜きながら安定した姿勢を保つことが大切です。
そのため、日常生活でも左右どちらかに体重をかけて立っていないか、肩に力が入っていないかなど、細かな部分まで気になるようになることがあります。
また、乗馬では目線も重要です。馬の首元ばかり見ていると上体が前に傾きやすくなるため、進行方向を見るように指導されます。その習慣が身につくと、普段歩くときにも自然と顔を上げ、遠くを見るようになるかもしれません。
もちろん、乗馬を始めたからといって、すぐに姿勢が改善するわけではありません。それでも、自分の体の使い方を意識する機会が増えることは、乗馬が日常生活にもたらすうれしい変化のひとつといえるでしょう。
動物を見ると耳を観察してしまう

乗馬を始めると、馬の表情やしぐさから気持ちを読み取ろうとする習慣が身についてきます。なかでも注目したいのが耳の動きです。
馬は左右の耳を別々に動かすことができ、周囲の音や気配を敏感に察知しています。耳を前方に向けているときは何かに興味を示していたり、警戒していたりすることがあります。一方、耳を横にゆったりと向けているときは、リラックスしている場合もあります。
耳を後ろに向けているからといって、必ずしも怒っているわけではありません。騎乗者の声や後方の物音に注意を向けていることもあります。耳を頭にぴったり伏せ、表情や体全体にも緊張が見られる場合は、警戒が必要です。
こうした馬のサインを意識するようになると、犬や猫など、ほかの動物を見たときにも、つい耳の動きを観察してしまうことがあります。
散歩中の犬が突然耳を立てると、「何か気になる音がしたのかな?」と考えたり、猫が耳を横に向けていると、その視線やしっぽの動きまで気になったりするかもしれません。
動物園を訪れた際にも、以前なら姿や大きさに注目していたのに、今では耳の向きや細かな表情の変化が気になってしまうこともありそうです。
もちろん、耳の形や動きが表す意味は動物の種類によって異なります。馬の耳のサインを、そのまま犬や猫に当てはめることはできません。
それでも、動物の小さなしぐさに注目し、今どんな気持ちなのだろうと想像するようになるのは、乗馬ならではの変化です。
以前は「かわいい!」と思うだけだった動物の姿も、耳や目、体の動きまで観察することで、新しい発見が増えるかもしれませんね。
天気予報を見るポイントが変わった

乗馬を始めてから、天気予報の見方が変わったという方も多いのではないでしょうか。
以前は、出かける日に雨が降るかどうかを確認する程度だったのに、今では降水確率だけでなく、風速や気温、湿度まで気になるようになったというケースです。
特に気になるのが風の強さです。馬は音や周囲の動きに敏感な動物なので、風が強い日は普段より落ち着かなくなることがあります。木の枝が揺れる音や、風で飛ばされた物に驚いてしまう馬もいるため、風速を確認する習慣がつくかもしれません。
また、雨の予報にも敏感になります。屋外馬場では、雨の量によって地面の状態が変わり、ぬかるみや水たまりができることもあります。小雨なら通常どおりレッスンを実施するクラブもありますが、雷や強風を伴う場合は、安全のため中止になることもあります。
夏は最高気温だけでなく、湿度や暑さ指数にも注目することが多くなります。
暑さ指数は気温だけでなく湿度や周囲の熱環境も考慮した指標で、暑さによる体への負担を判断する際の参考になります。馬も暑さの影響を受けるため、真夏のレッスンでは人馬双方の体調管理が欠かせません。
反対に冬は、最低気温や風の強さが気になるでしょう。寒さそのものだけでなく、冷たい風による体感温度の低下や、朝の馬場の凍結なども気になるポイントです。
こうして天気予報を詳しく見るようになると、普段の外出でも風向きや湿度の変化に気づきやすくなるかもしれません。
週末のレッスンを楽しみにしている方なら、数日前から何度も予報を確認し、晴れマークが増えると喜び、雨マークがつくとがっかりすることもあるでしょう。
天気予報が単なるお出かけ情報ではなく、馬と快適に過ごすための大切な情報に変わるのも、乗馬を始めてからの「あるある」のひとつです。
まとめ

乗馬を始めると、姿勢を意識するようになったり、動物の耳の動きが気になったり、天気予報を詳しく確認したりと、日常生活にもさまざまな変化が生まれることがあります。
どれも小さな変化ですが、その背景には、馬と向き合いながら自分の体の使い方や周囲の環境に注意を払うようになったことが関係しているのかもしれません。
乗馬の楽しさは、馬に乗っている時間だけにとどまりません。日常の何気ない瞬間にも馬のことを思い出してしまうのは、それだけ乗馬が生活の一部になっている証拠ともいえそうです。
皆さんにも、思わず共感してしまう変化はありましたか?