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【一歩進んだ馬術】初心者を脱却するためのステップアップ術

【一歩進んだ馬術】初心者を脱却するためのステップアップ術

最終更新日: 2025/02/20

乗馬を楽しく続けられていらっしゃる皆さん、そろそろ馬術の世界へ一歩踏み出してみてはいかがでしょうか？

といっても、そんなに大変なことではありません。少しだけ騎乗姿勢に気を付けて騎乗することを心がけていただきたいのです。

今回は乗馬初心者を脱却し、馬術の世界へ一歩踏み出すためのステップアップとして、騎乗姿勢の安定化に焦点を当て、その重要性について説明します。
また、騎乗姿勢の安定させるためのトレーニング法についてもまとめました。

騎乗姿勢の安定が大切

乗馬は馬との一体感を感じながら自然の中で運動できる、とても魅力的なスポーツです。
しかしその奥深さは想像以上で、乗り手と馬の信頼関係はもちろんのこと、乗り手の技術も必要不可欠です。
乗馬において、騎乗姿勢は単に見た目の美しさだけでなく、以下のような理由から非常に重要な要素となります。

バランスの向上

正しい姿勢は、乗り手のバランスを保ちやすくします。バランスが安定することで、馬の動きにスムーズに対応でき、馬との一体感が生まれます。

馬への負担軽減

乗り手の姿勢が悪いと、馬の背中や腰に負担をかけ、怪我の原因となることがあります。正しい姿勢は馬への負担を軽減し、より快適な騎乗を可能にします。

技術の向上

安定した姿勢は、乗り手の技術を向上させます。正確な指示を馬に伝えやすくなり、より高度な技術を習得することができます。

自宅で出来るトレーニング

理想的な騎乗姿勢を身につけるためには、日々のトレーニングが欠かせません。ここでは、自宅でも簡単にできるエクササイズと、乗馬に特化したエクササイズを組み合わせたトレーニング方法をご紹介します。

骨盤の可動域を広げる運動

骨盤の可動域を広げることは、騎乗姿勢の基本です。以下の運動を取り入れることで可動域を広げます。
・バランスボールに座り、腰を前後に動かす。
・ヨガの猫のポーズ（四つん這いで背中を丸めたり反らせたりする）を行う。
・仰向けで骨盤を動かす。
・前屈運動を行う。

股関節の柔軟性・筋力強化

股関節の柔軟性は、馬の動きに合わせて体を動かすために必要です。以下の運動で柔軟性を高め。筋力を強化しましょう。
・股関節伸展運動（股関節を後ろに伸ばす）を行う。
・股関節屈曲運動（腰を前に曲げる）を行う。
・股関節外転運動（股関節を外側に開く）を行う。

体幹トレーニング

体幹は騎乗姿勢を支える重要な部分です。以下の運動で体幹を強化します。
・プランク、サイドプランク、ブリッジ、バードドッグなどの一般的な体幹トレーニングを行う。
・ウォールシット、スクワット、ワンレッグスタンドなど、乗馬に特化したエクササイズを行う。

あると便利なトレーニンググッズ

乗馬姿勢の安定には、体幹の強さが不可欠です。バランス感覚は先天的な要素もありますが、体幹を鍛えることで向上させることが可能です。

定期的な乗馬レッスンを受けられない方でも、自宅で手軽にできるトレーニングで体幹を鍛えれば、理想の騎乗姿勢を手に入れることができます。

ここでは、3つのトレーニンググッズと、それらを使った効果的なエクササイズをご紹介します。

バランスボール

・効果：体幹強化、バランス感覚向上、骨盤の可動域拡大
・使い方：バランスボールに座り、ゆっくりと腰を前後に動かすことで、骨盤の可動域を広げます。
バランスボールの上で片足立ちをすることで、体幹を鍛え、バランス感覚を養います。
バランスボールの上でスクワットを行うことで、下半身の筋力とバランス感覚を同時に鍛え
ます。

バランスボールに乗って自己流でスクワットを行うと、腰を痛める可能性があるため、正しいフォームで行うように注意してください。