【乗馬愛好者に聞いてみた】初めての乗馬体験はどこ?
乗馬愛好家に初めての乗馬について聞いてみました。最初から乗馬を習いたくてクラブに体験をしにいったり、旅行先でたまたま乗ったら、はまってしまったり。いろいろなケースがありました!今年こそは、乗馬体験をしてみたいと考えている方は是非、参考にしてくださいね。
乗馬クラブ
まずは、乗馬クラブです。最初に本格的な乗馬をした場所はクラブだった方が一番多いのではないでしょうか。確かに乗馬クラブは、初心者の方でも乗馬を気軽に楽しめる一番身近な環境かもしれません。乗馬愛好家には、馬や乗馬に漠然とした興味があったから、なんとなく行ってみた体験乗馬ですっかり魅せられて乗馬クラブに入会した方もいらっしゃるのでは?必要な乗馬用品も全てレンタルできるので、手ぶらでいってもOKです。誰でも気軽にお試しできるのがいいですよね!乗馬を本格的に習いたい、という人なら乗馬クラブの体験乗馬はピッタリ。体験乗馬のほかにも未経験者OKの全国乗馬倶楽部振興協会認定5級ライセンス取得コースを設けているクラブもあるので、興味のある方はお近くの乗馬クラブにご確認ください。調馬索(ちょうばさく:馬につける長いひものことで、インストラクターが持って馬を操作します。)を使った体験レッスンで、20分2,000円前後。自分で馬を動かす体験乗馬ですと30〜40分で5,000円程度の料金がかかります。
乗馬クラブの体験乗馬から乗馬を始めた方に聞くと、意外なことに競馬から馬に興味を持って、乗ってみたいと思った方が多いようです!馬に乗るようになったら、なかなか競馬のジョッキーの騎乗に対して文句が言えなくなると話していました。馬というと、日本ではまだまだ競馬なのかもしれませんね。
牧場の乗馬体験
意外と多いのは牧場での乗馬体験ではないでしょうか。観光牧場では、だいたいが引き馬による乗馬体験です。騎乗時間も5分〜10分ほど。お子様も安心して楽しめますよ。自分で手綱を操作したりすることはあまりありませんが、高い目線からの景色を思う存分、堪能できます。装備もヘルメットを装着すればOK。料金もリーズナブルでとてもお気軽です。えさやり体験やお手入れ体験、ふれあい体験など、さまざまな体験プログラムが組まれている牧場なら、子供も一日中遊べます。
筆者の初乗馬は小学校4年生。動物園にある乗馬センターで夏休み中に行われる5日間のサマースクールでした。ポニーに乗って、速歩までした記憶があります。ポニーたちがとにかくおとなしく、かわいかったことを覚えています。動物園の近くにお住いのお子さんには、サマースクールもおすすめですよ。
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学校でのクラブ活動
学校の馬術部に入部して、乗馬を始める方もたくさんいます。馬術部は、「馬術」のレベルを競う「競技会」を目指して、日々、技術向上を図っています。乗馬クラブに所属して騎乗するよりお金はかからないそうですが、馬の世話を部員が担当しなくてはなりません。また、大学の馬術部では、餌代を部員がアルバイトで稼いでいるところもあるようで、それが大変なのだとか。日本では馬術部(や乗馬クラブ)の多くが、ブリティッシュスタイルを採用しており、障害飛越や馬場馬術の競技会に出場します。しかし、あまり数は多くないようですが、ウェスタンスタイルの競技会を目指す生徒のいる馬術部もあるようですよ。
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旅先でのオプショナルツアー
旅先でのオプションツアーで初めて乗馬をする方もいます。特に自然豊かな旅行先での乗馬はリラックス効果もばっちり。乗り手の装備も受け入れ側の施設で準備をしてくれるので楽ですし、何よりいい思い出になります。春は新緑、夏は海、秋は紅葉、冬は雪と四季によって違う景色を楽しめるんですよ。最近では旅先でのツアーを販売しているサイトもありますし、宿の敷地内に乗馬のできる施設を設けているところもあるんですよ。
乗馬が盛んな国への海外旅行ですとオプショナルツアーとして、乗馬が選択肢に挙がることもあります。実際にハワイでのオプショナルツアーに参加して、初めて乗馬をした人に話を聞いたところ、「きちんと馬をリードしないと馬が文字通り、道草を食ってしまい、なかなか大変だった。疲れたけど、すごく楽しかった」とのこと。馬が乗せた人のことをよく見ていることも初めて知ったと話していましたよ。
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まとめ
いかがでしたか。乗馬愛好家が本格的に乗馬を始めるきっかけとなる初の乗馬体験には、さまざまなパターンがあることが分かりました。乗馬をやってみたいけれど、最初から乗馬クラブの体験乗馬に行くのは少し気が引けると言う方は、気負わずに牧場での体験や旅先での乗馬を試してみたらいかがでしょうか。今後、乗馬を趣味としてやっていきたい方というには、乗馬クラブの体験乗馬がおすすめですよ。まずは第一歩を踏み出してみませんか。