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初めての乗馬体験、気になる費用やスケジュールは?

乗馬って憧れるし、やってみたい!けれど、躊躇される人が多いと思います。「馬って大きいよね?怖くない?」「費用が高そう」「挫折するかもしれない」そのように考える人は多いと思います。
そんな人におすすめするのが乗馬体懸です。実際に馬を見てみたり乗ってみて、馬の大きさや優しさを感じることができます。乗馬に限らず、体験をすることで分かることはたくさんありますよね。まずは体験で素晴らしさを実感してみてください。

乗馬体験の種類

初めての乗馬体験、気になる費用やスケジュールは?

乗馬体験とひとことでいっても、いくつか種類があります。例えば観光地やイベントなどで小さい子を対象にした引馬(ひきうま)の乗馬体験、観光地などに多いホーストレッキング(外乗り)を目的とした乗馬体験、乗馬クラブがコースを設けている乗馬体験などがあります。
ここでは観光地での乗馬体験と乗馬クラブでの乗馬体験について詳しく解説します。

観光地での体験

馬にまたがって大自然を感じたい、時代劇の主人公のように砂浜を颯爽と駆け抜けたい、そんな憧れはありませんか。全国にはホーストレッキングができるスポットがたくさんあります。
しかし、馬に乗ったことも触ったこともないのに、そんなこと出来るか不安に感じる人もいると思います。大丈夫です。乗馬体験の相手をしてくれる馬は、しっかり訓練された馬ですし、事前にスタッフから馬の扱いや指示の出し方を教えてもらうことができます。もちろんスタッフの方もついてきてくれるので安心です。
一回の体験で颯爽と駆け抜けるのは難しいかも知れませんが、大自然を楽しむことはできます。
大きな馬に揺られ、いつもと違う視線の高さと感じ、非日常を本格的な乗馬を味わうことができます。

乗馬クラブでの体験

乗馬クラブでも乗馬体験のコースを用意してあるところがほとんどです。コース内容は、半日のものや一日のもの、ジュニアやシニアなど年齢に合わせたもの、初心者から乗馬ライセンス5級取得を目指すものなど乗馬クラブによってさまざまです。
コースの内容によって、スタッフが馬をコントロールする引馬の他に、馬に乗っている体験者が馬をコントロールするものなど中身も変わってきますし、使用する馬場の広さも変わってきます
実は乗馬を始めたいと考えている人の中で、最初のハードルは乗馬クラブ選びです。費用の比較、自宅からのアクセスのしやすさ、乗馬クラブの雰囲気など考えること、気になることはたくさんあります。乗馬クラブをいくつか体験することで、その乗馬クラブの雰囲気や馬場の広さ、施設・設備を知ることができます。また、実際に足を運んでみることでアクセスのしやすさ、留意点などを感じることができます。
乗馬を継続的に続けることを考えているのであれば、乗馬クラブの体験コースを試してみましょう。

費用と持ち物・服装

初めての乗馬体験、気になる費用やスケジュールは?

早速、「乗馬の体験をしてみよう」と勢いが出てきても、初心者さんだと乗馬に必要不可欠なヘルメットも、乗馬ブーツも、スタイリッシュは服装もありませんよね。途方に暮れそうになりますが、体験の場合、ヘルメットなどはたいてい体験施設で貸し出してくれます。
そのため体験施設によっては、一日に体験の場合、数千円の体験費用の他にレンタル代が必要になるところもあります。また、本人もスタッフも注意していても稀に怪我をすることがあります。そのための保険代(たいてい数百円)が必要になるところが多いようです。
申込の際に、体験費用にかかる諸費用についても確認しておきましょう。
持ち物については施設によって異なりますが、乗馬用グローブの代わりとして軍手を持ってくるように言われることが多いです。グローブは手を守るために必要なものなので、忘れないようにしましょう。
服装については、たいてい、「長ズボンと動きやすい靴(スニーカー)」と指定されることが多いです。その他にも注意する点があります。馬は臆病な動物です。ヒラヒラとなびくものは、その物や陰に驚くことがあります。防寒や紫外線対策のマフラーやスカーフは外しておきましょう。
他にも気になる点があれば、事前に確認し、安全で楽しい体験ができるようにしましょう。

レッスンスケジュール

初めての乗馬体験、気になる費用やスケジュールは?

レッスンのスケジュールは乗馬クラブやコースによってそれぞれ異なります。ここから参考までに代表的なスケジュール例を紹介します。なお、レッスンの前には保険の申し込みやレンタル品のサイズ合わせなどがあるため、実際の時間より早めに来るように伝えられる事があります。

ホーストレッキング

ホーストレッキングは30分コースの短いものからおやつや食事がつく3時間コースのものなどさまざまです。
ホーストレッキングの醍醐味は、乗馬クラブの馬場を何周も回るのとは違い、常に新しい景色を見ることができます。しかし、突然大自然の中に行くのは不安ですよね。
ホーストレッキングに行く前に、まずは馬に乗ってみて基本的な馬の動かし方を教えてもらいます。そこで馬への合図の送り方として、足の使い方、手綱の引き方を習います。基本的な動きの練習を終えたら、早速出発です。
スタッフが先導し、そのあとを1列になってついていきます。このような体験を担当する馬はしっかり訓練されているので、合図を出せば応えてくれます。また馬もコースをわかっていますので、心配はありません。
ここで必要なのは、信頼関係です。ただ馬に乗せてもらうだけでなく、優しく声をかけたり、首筋をなでてあげたりして馬とコミュニケーションをとるようにしましょう。

乗馬クラブ

乗馬クラブよって30分の体験コースや、数日間かけて乗馬ライセンスの取得を目指すコースなどいろいろあります。
乗馬クラブの場合、馬場で体験を行います。柵の中をぐるぐる回ることになりますが、たいていの場合は安全面から、リードロープという長いロープを馬に付けて、スタッフがコントロールします。そのため、安心感があります。
最初は常歩というゆっくりした歩き方を馬がします。ゆったりお散歩のイメージがあるかと思いますが、予想以上に揺れたりするので驚くかもしれません。慣れてくると速歩をします。駈歩とは違いますが、最初はやはり反動の大きさに驚くかも知れません。
この辺りまでがたいていの30分程度の体験内容になります。

注意事項やマナー

初めての乗馬体験、気になる費用やスケジュールは?

乗馬は他の体験とは違い、パートナーとなる馬がいて初めてできるものです。人間同士でも何かを一緒にやろうとするとき、いい関係性が築けるようお互いマナーを守りますよね。相手が馬でも同じです。
馬が嫌がることはせず、信頼関係を築いていきましょう。そのためにはまず、馬のことを知る必要があります。ここからは馬の代表的な特性と注意点を紹介します。
馬は臆病な動物です。突然馬の前に現れたりせず、馬の視界に入るように横から声をかけながら近づくようにしましょう。
・馬の視界は350°といわれるほど広いです。しかし、真後ろは死角となって見えません。そのため、後ろに気配を感じると恐怖心から後ろ肢で蹴ります。馬の後ろは立たない、通らないようにしましょう。
・馬は敏感な動物なので、馬の近くや馬上で大きな音や大声を出さないようにしましょう。驚いて暴れてしまうことがあります。また不用意に動くことも馬を驚かせてしまい危険です。
・機嫌が悪いように感じたら、優しい声でゆっくり声をかけたり、首筋を撫でてあげたりしましょう。きっと落ち着いてくれます。
・馬は敏感な動物だと説明しましたが、人間の気持ちを感じ取ってしまうほど敏感です。「馬が予想より大きくて怖い」など恐怖心があるとそれも伝わってしまいます。リラックスして乗馬を楽しみましょう。
・下馬をするときには、お礼の気持ちを伝えましょう。馬は首筋を撫でられると喜びますので、そこを撫でながら優しく声をかけてあげましょう。

まとめ

初めての乗馬体験、気になる費用やスケジュールは?

初めての乗馬体験は緊張するかも知れませんが、体験施設のスタッフの方だけでなく、馬たちも慣れています。
しかし、馬は心がある生き物です。注意事項やマナーを守り、コミュニケーションをとりながら、安全で楽しい乗馬体験をしてみてください。

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