乗馬を楽しんでみたい方必見!少したけでも体験してみませんか?
乗馬の楽しみ方4タイプ
乗馬というとどんなイメージをお持ちでしょうか。馬と仲良くなれる、自然の中を馬に揺られて優雅な感じ、お金持ちの趣味などそれぞれだと思います。
普段の生活の中で馬と関わる方は少なく、自分とは別世界、憧れの世界と感じている方もいるのではないでしょうか。
しかし、乗馬の楽しみ方は思ったより幅広く、身近にあります。乗馬の代表的な楽しみ方を紹介します。自分に合うものをみつけてみるものもおすすめです。
馬とふれあいたい
馬を間近でみてみるとその大きさに驚くことでしょう。そして、優しい目に癒され、人間より少し高い体温にやさしい温もりを感じる方もいます。
そして馬に乗ってみると、いつもより高い位置からの景色がとても新鮮に感じられます。また自分より大きな動物を動かすことで満足感や自分への自信につながるともいわれています。
馬は大きな体をしていますが、優しく、臆病で、大人しい社会性のある動物です。「ホースセラピー」があるくらい、人間を癒してくれる動物なのです。
しかし、馬とふれあえる場をしらないと馬に興味を持っても馬に会えません。
馬とふれあうのも、馬に乗るのは初めてという方も、観光地のひき馬や体験乗馬を楽しむことができます。また、観光地でなくても乗馬クラブによって、体験乗馬を設けているところもあります。
乗馬は老若男女が楽しめるスポーツですので、親子だけでなく、おじいちゃんおばあちゃんと三世代で楽しむこともできます。
外乗やホーストレッキングで自然を満喫したい
外乗とホーストレッキングはほぼ同じ意味で使われ、馬場の囲いの外で馬に乗ることを意味しています。しかし、これは日本の話であり、海外では走行コースや内容によりホーストレッキング、トレイルライド等分かれています。
もし、海外でホーストレッキングを楽しみたいときには、認識が違わないように事前に確認しておくと安心ですね。そんな「海外の絶景を馬に乗って楽しむ」という憧れを持っている方もいるのではないでしょうか。
乗馬を始める方の中には、この外乗やホーストレッキングをやってみたい、憧れるという方も多いです。
外乗では、山や草原、海岸などその土地の自然を楽します。しかもそれは、同じ場所であっても季節を変えたり、夕日や夜の景色をねらったりすると、新しい発見を味わうことができます。
外乗、ホーストレッキングは、馬に乗り自然を満喫するという非日常の体験になり、心身ともにリフレッシュすることができます。
技術を身につけて競技に参加したい
オリンピック等で乗馬の競技を見た方もいるのではないでしょうか。選手の皆さんは、正装し、人馬一体となって華麗に競技に挑んでいました。
乗馬の楽しみ方に資格取得や競技に参加することも挙げられます。
日本での乗馬といえば、英国貴族を連想させる正確で美しいブリティッシュスタイルとカウボーイを連想させるワイルドなウエスタンスタイルがあります。
乗馬クラブによってどちらを扱っているか分かれていますが、実際にはオリンピック等の競技につながる、ブリティッシュスタイルを扱っている乗馬クラブがほとんどです。
乗馬クラブでは、まず乗馬検定5級のレベルである、正しい乗馬・下馬の仕方、停止・進めの号令の出し方、常歩での正しい姿勢をとる技術を取得していきます。
その後、軽速歩、速歩、駈歩等の技術を学びながら馬場馬術を磨いていったり、高い障害物を飛越する技術を高めていき、競技大会への参加資格を得るようになります。
検定試験や競技大会があることにより、自分の実力を知り、目標が立てやすく、また達成感も得られやすいため、そこに乗馬の楽しさを感じる方もいます。
同じ趣味の仲間を増やしたい
テニスやゴルフ、スキーなどのスポーツの場合、同じ趣味の仲間は意外と簡単に見つかり、休日に一緒に楽しむこともあるのではないでしょうか。
ところが、乗馬の場合は経験者が少なく、乗馬の趣味を持つ仲間を見つけるのか難しいのが実情です。
しかし、乗馬クラブに通い出すと乗馬が好きな人たちが集まっているので、簡単に仲間を見つけることができたり、憧れや目標とするような人物を見つけることができます。
指導を受けていると、苦手な部分や壁にぶつかることがあると思いますが、仲間がいると目標を見失うことなく、壁を打破していくこともできます。
そしてその夢は、さらに大きくなっていくかもしれませんね。
先ずは観光牧場などで楽しんでみて
馬に興味を持ったら、観光牧場に足を運んでみることをおすすめします。
観光牧場は、観光客向けに見て・触れて・食べる体験型のサービスを提供する牧場のことで、馬だけでなく、ヒツジや牛など他の動物がいたり、牛の乳搾り、牧羊犬のショー、体験乗馬などが楽しめます。
そこでまずは馬と触れ合ってみてください。場所によって餌あげ体験、ひき馬や体験乗馬、観光馬車、ポニーショーなどがあります。北海道には馬そりに乗れる観光牧場もあります。
ここでひき馬と体験乗馬の違いを勘違いされる方もいるので説明します。ひき馬は、スタッフがひく馬に乗るものでスタッフが付き添うため小さなお子さんでも騎乗可能です。
一方、体験乗馬は、スタッフが付き添いながらも騎乗している本人が手綱を持ち、馬に指示を出して動かします。また体験乗馬には、用意された囲いの中で行うものと、自然の中を歩くホーストレッキングがあります。
観光牧場によってプランは違うので、気になる場合は事前に確認してみましょう。
観光牧場は日本各地にあり、近場で探してみたり、旅行もかねて遠出してみるのも楽しいものです。
さらに興味が増せば自分にあった乗馬クラブへ
観光牧場で馬の魅力に引き付けられた方、乗馬に興味をもった方は乗馬クラブに行ってみることをおすすめします。
乗馬クラブには、体験乗馬や乗馬検定5級の短期取得を目指すプログラムを設けているところもあります。
「いきなり検定?」と驚くかもしれませんが、そのようなプログラムは乗馬は初めてという方でも取得できるよう、効率の良い騎乗レッスンと講習が準備されています。
乗馬クラブは観光牧場と違い、さまざまなレベルの方がそれぞれ練習をしているため、刺激にもなります。実際にどれくらの馬がいるのか、どんな練習をしているのか見ることもできます。
また、乗馬クラブも全国に展開している大きなものやアットホームな小さなものなどさまざまです。乗馬クラブに行ってみることでその雰囲気を感じることができ、実際乗馬クラブに通うとした場合のイメージがしやすくなります。
乗馬クラブそれぞれにメリット・デメリットがあるので自分に合う乗馬クラブを探してみましょう。
もし、体験乗馬や短期プログラムに申し込む前に不安なことや体調の心配があれば、事前に問い合わせてみると安心ですね。
こんな乗馬クラブもありますよ
日本は小さな国といわれていますが、場所によって、季節によってさまざまは景色を楽しむことができます。
また、体験乗馬にしても、「試しに短時間だけ」と思う方もいたり、「ゆっくり森林浴を楽しみたい」と思う方などニーズもさまざまです。
しかし、日本各地に乗馬クラブはあるので、自分に合った乗馬クラブを見つけられるかも知れません。
乗馬クラブにいる馬たちも個性豊かな馬もおり、旅先で忘れられない1頭に出会うかもしれませんね。
アソビューというサイトでは、
全国の乗馬体験ができるクラブ一覧
を見ることができます。
自分にあった乗馬クラブや、旅行先での乗馬クラブを探すのに活用できますね!
まとめ
「乗馬をする人は特別な人」というイメージが強く、乗馬への一歩を踏み出せないことも多いと思います。しかし、乗馬は老若男女問わず出来るスポーツで、ダイエット効果もあるスポーツです。
また、楽しみ方も人それぞれで、馬とのふれあいを楽しむ人、外乗・トレッキングを楽しむ人・競技会に参加する人などがいます。
まずは、気になる観光牧場や乗馬クラブで乗馬を体験してみてはいかがでしょうか。きっとあなたの楽しみ方が見つかるでしょう。