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【動画紹介】簡単そうで奥が深い!引き馬のコツと意識すべきこと

初心者からベテランまで、引き馬をする機会はとっても多いですよね。しかし、引き馬について時間をかけて習うチャンスは意外と少ないもの。今回の記事では、そんな引き馬について詳しく解説してくれる動画を紹介します!

今回紹介する動画はこちら!

シャムロック乗馬クラブのスタッフYuriさん&Yasuさんが配信している「シャムロック乗馬TV」。ためになる動画や面白い動画がたくさんある中から、今回はこちら「引き馬について/馬房から出す時にお尻を向けてくる馬への対処」をご紹介します。


動画の冒頭では「馬房から出すときに馬がおしりを向けてきたらどうすればよいか」も取り上げているので、引き馬以前に馬房から出す段階でつまづいている…という方もぜひ視聴してみてくださいね。

そっぽ向いている馬を馬房から出すには?

【動画紹介】簡単そうで奥が深い!引き馬のコツと意識すべきこと

引き馬をするにしても何にしても、まずは馬を馬房から出す必要があります。そのためには、馬に無口を付けなければなりませんね。しかし、馬のおしりがこちらを向いている場合はどうすれば良いのでしょうか?

そっぽを向くのは「仕事拒否」かも

馬房を開けたとき、馬がこちらを向いて待っていてくれるとスムーズなのですが…この画像のダンちゃんのように、入り口側におしりを向けてツーンと馬房の奥を向いている子も意外と多いもの。


しかも、動画を見ていただくと分かる通り馬房を開けるまでは、ダンちゃんはこちらを向いていたんです!Yasuさんの言うように、馬たちは「馬房が開く→無口を付けられる→仕事かも?」と察して、敢えておしりを向けているようですね。

まずは安全第一で

馬がわざとやっていることとはいえ、後脚に近づけば蹴られる可能性はあります。やはり基本に忠実に、可能な限り後脚から遠い場所を通って近づくのが良いようです。


動画の中では、Yuriさんの声掛けや馬房に入ってくるYasuさんに反応して、ダンちゃんが少し様子をうかがうような表情を見せていますね。馬の様子をシッカリ観察すると、嫌がり具合がなんとなく分かってくると思います。


その度合いにもよりますが「できればあんまり行きたくないな」くらいであれば、今回の動画のように

・声をかけながら
・視界に入る場所から
・なるべくおしりから遠くを通って

という3点を押さえながら顔の近くまで行くと、うまくいきそうですね。

引き馬について

【動画紹介】簡単そうで奥が深い!引き馬のコツと意識すべきこと

馬に無口を付けて馬房から出すことができたので、いよいよ引き馬です。「行きたい方向へ馬を引っ張っていく」ようなイメージがあるかもしれませんが、意識を変えると馬の動きが格段に良くなるかも!?

引き馬は「引っ張る」わけではない

みなさんは「引き馬」と聞いてどんな光景を思い浮かべますか?乗馬体験のように「子供や乗馬未経験者を乗せた馬を、地上にいるスタッフが引いて歩かせる」というのが最もイメージしやすいでしょうか?


しかし、引き馬は単に馬を目的の方向に誘導することではない!というのが今回の動画を見るとよくわかると思います。もしかしたら「引き馬って、実は乗るより難しいかも!?」と思った方もいるかもしれません。


引き手(引き綱)を引く力がグイッと無口に到達する前に、人間が一歩踏み出したら馬も動く。人間が足を止めたら、後ろ向きに強い力を加えなくても馬が停止する。引き馬も、馬の様子を見ながら指示への反応を高めていくという点では乗っているときと同じなんですね。

引き馬もトレーニング

引き馬でも、騎乗中と同じく人間に注意を向けてもらうことで馬の反応が高まります。移動するためだけでなく「引き馬もトレーニング」という意識を持ってみましょう。馬の反応が悪いときは指示の強さだけでなく、指示の方法に変化を付けるのも良いかもしれません。


今回の動画では「引っ張っても馬が動いてくれないとき」や、逆に「強く引いてもなかなか止まらないとき」の対策も紹介されています。ちょっとしたコツなので、みなさんも今日からすぐに使えますよ!


またYasuさんが引き馬での常歩・停止・後退のほか、速歩をしたり、引き手を追い鞭のように使う様子にも注目!引き馬のときに速歩をしたり、追ったことなんて無い・・・という方にとって、かなり引き馬のイメージが変わるはずです。

引き馬での安全対策

【動画紹介】簡単そうで奥が深い!引き馬のコツと意識すべきこと

馬に乗っていると「落馬って怖いな」と感じることは多いですよね。しかし、実は引き馬の最中にも事故は起こりがち。大きなケガをしないためには、どのような安全対策をすればよいのでしょうか?

綱に巻き込まれないように

引いていた馬が突然跳ねたときや、嫌がって首を強く上げたときに引き手が手に絡まって放せなくなると危険です。Yasuさんが言っているように引き手のループは大きめに。そして、Yuriさんのように手袋を付けた状態で引き手を握るのがおすすめ。


手袋を付けていると、強い摩擦がかかったときに皮膚を守ってくれるだけでなく、手が引き手に持っていかれそうになったときに手袋だけが脱げて手を持っていかれずに済むこともあります。

普段と違う状況では要注意

競技会などたくさんの人や馬がワサワサと動き回っている状況や、普段と違う場所ではとくに馬も緊張しています。思わぬことで馬が驚くことや嫌がることもあるので、このような環境では手袋だけでなくヘルメットも付けていると安心ですね。


また、今回の動画を見て「こんなふうに引き馬での反応を上げてみたい」と思った方は多いはず。もし普段とは違う方法での引き馬トレーニングに挑戦するときは、乗馬クラブのスタッフや部活の先輩などと相談しながら安全に十分気をつけて行いましょう。

まとめ

おしりを向けてくる馬を馬房から出す方法/引き馬について、いかがでしたか?どちらも馬に乗っていれば頻繁に行うことなので、今回の動画も参考にしながら安全&スムーズな移動をマスターしてみましょう!

「シャムロック乗馬TV」について
今回はYoutubeチャンネルの「シャムロック乗馬TV」さんから動画を紹介させていただきました。このチャンネルは静岡県浜松市のシャムロック乗馬クラブ様が制作しています。

 

今回紹介した動画の他にも、乗馬の上達に役立つ動画&おちゃめな馬たちの動画が沢山あるので是非チェックしてくださいね。エクイアでも、定期的に動画をピックアップしてご紹介していきたいと思います!

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