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いつかは自分の馬を!自馬を持つこと

乗馬クラブでレッスンをする際には、レッスンごとに違う馬に乗ることになったり、気に入った馬を指名してレッスンを受けるなど、人それぞれでしょう。もちろん様々な馬とコミュニケーションを取ることは楽しく、いろんな癖を持つ馬との関りで対処法などを学ぶこともできるので、メリットもあります。

しかし自馬を持つことが憧れることであり、自馬だから味わえるメリットが多いと言えます。ここでは、自馬を持つメリットや費用などを紹介します。

自馬を持つメリット

いつかは自分の馬を!自馬を持つこと

自馬を持つ最大のメリットは、信頼関係の築きやすさです。乗馬は騎乗者の実力や馬のポテンシャルも重要ではありますが、個人競技ではなく人馬一体となり取り組むということが大切です。また同じ馬に乗り続けることで、馬の癖や特徴・競技の向き不向きを把握しやすく、欠点克服に時間をかけやすくなると言えます。

競技大会に出場するたびに、良い馬を借りることも可能で、実際にそのようなやり方をして大会出場をしている人もいます。しかし全国大会以上のレベルの大会に出場をしている又は目指している人は、自馬を持つ人が多いと言えます。理由はやはり人馬一体で臨む為と言えるでしょう。

「自馬」と「半自馬」について

いつかは自分の馬を!自馬を持つこと

乗馬をしている人であれば、愛馬を自分の馬として飼うのは憧れることです。乗馬は人馬一体となり行う競技であるため、生活から共にできることで信頼関係を築きやすくなると言えるでしょう。

しかし馬は体が大きいこともあり、犬や猫のように簡単に飼うことは出来ません。馬が暮らせる敷地が無いといけませんし、馬の運動ができる環境が無いと難しいでしょう。

馬を飼うには方法が2つあります。「自馬」と「半自馬」です。この2つには自馬を持つという意味では同じではありますが、所有の仕方に違いがあると言えます。ここでは2つの違いを紹介します。

自馬

自馬とは、馬を自身で購入し飼うことを指します。馬を飼いたいと考える人は、まずこの方法を考えるのではないでしょうか。

自分専用の馬ということで信頼関係は築きやすいと言えます。また馬自身も様々な人に合わせる必要が無いので、混乱が少なくケガのリスクも少なくて済むのではないでしょうか。

自宅で馬の世話もすることももちろんありますが、馬の所有のみを行い世話などは乗馬クラブに任せるやり方もあり、その場合はそこでかかってくる費用を支払う必要があります。

半自馬

半自馬とは、複数人で1頭の馬を所有する又は、自分と乗馬クラブが一緒に馬のオーナーとなる方法です。複数人で所有する場合、所有する人のみが馬に騎乗することができますが、乗馬クラブと共に所有する場合、自分が騎乗していない時間には他の会員さんを乗せレッスンに参加する場合があります。

馬は乗馬クラブ内で生活し世話も任せることができますが、エサ代など預ける金額を支払う必要があります。

自馬を購入する方法

いつかは自分の馬を!自馬を持つこと

自馬の購入はどのように行うか思いつきますか?ペットショップには馬はいませんよね?

では犬や猫ではどうでしょう。犬や猫を飼おうと考えたとき、「ペットショップで探す」「友人知人から譲り受ける」「里親になる」など様々な方法が思いつくでしょう。馬も同じで、自馬を購入する方法は色々あります。「指導者に探してもらう」「人から譲り受ける」「海外輸入する」「競技などから引退した馬を引き取る」など様々です。

探し方によって金額も違ってくると言えますが、高額使えば自分と相性のいい馬と出会えるとは言えません。安くても相性が良い場合もあり活躍する可能性もあるのです。

一番安心して自馬を探すことができるのは「指導者に探してもらうこと」かもしれません。

かかる費用と内訳

いつかは自分の馬を!自馬を持つこと

馬の購入にかかる費用は、馬の年齢や血統・調教具合によって数十万から数百万と大きく違います。賞が取れるくらい優秀な馬になると数千万もの値が付くと言われています。

自馬にかかる費用は、購入金額だけではありません。馬は生き物などでエサも必要だし病気にかかってしまうことだって考えられます。

月々かかる費用として、管理費がおおよそ5~10万と蹄鉄代として1万5千円~2万円ほどかかると言えます。管理費の中にはエサ代や世話代が含まれます。この他にワクチンや病気の際の治療費・大会の際の輸送費・馬着やブラシなどの道具類など、かかる費用は様々です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。自馬を持つことは乗馬を楽しむ人にとって憧れることと言えます。しかし簡単に馬の購入をすることは出来ません。

費用もかかるうえ、馬によって性格はそれぞれなので、相性の良い馬を見つけるのも至難の業です。しかし競技を本格的の取り組むのであれば、自馬と共に取り組むことが成功のカギでもあります。

自馬を持つメリット・デメリットをよく理解したうえで、愛馬探しをしましょう。

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