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【子供の習い事にピッタリ!】乗馬の魅力

お子さんをお持ちの方なら「習い事に運動をさせたいけど、どのスポーツがいいのか分からない」と悩んだ経験のある方も多いのでは?乗馬は、お子さんの習い事としても、たくさんの魅力にあふれています。この記事では、そのほんの一部を紹介します。

思いやりが大切

【子供の習い事にピッタリ!】乗馬の魅力

乗馬は馬とペアを組むスポーツです。馬は言葉が話せないので、表情やしぐさから、体調に異変はないか、ケガをしているところはないか、と察してあげる思いやりが大切です。馬の気持ちを考えてあげることが増えていけば、思いやりは自然と身についていきます。そうすれば、普段の生活でも、相手の立場に立って思慮できるようになるでしょう。

騎乗中も相手の反応を見て考える

騎乗にだんだん慣れてくると、馬が体や手綱から返してくる反応に対し、考えることができるようになります。「この子はこういう乗り方が嫌なんだな」や「手綱をきつく握りしめちゃったな」と分かってくれば、馬と人間がお互いに対して尊敬と思いやりを持ち、素晴らしい関係性が築けるでしょう。言葉を話せない動物に対する思いやりは、学校での集団生活でも発揮できます。

責任感が身につく

【子供の習い事にピッタリ!】乗馬の魅力

乗馬をする際は必ず乗り手がリーダーでなくてはなりません。馬にとっては、相手が大人でも子供でも関係なく、乗り手と自分という関係です。元々、群れで暮らす馬はリーダーに従う性質があるため、乗り手が馬にリーダーとして認められなくてはなりません。最初のころは、馬も乗り手を試してくるでしょう。しかし、コミュニケーションを続けていけば、リーダーと認められ、上手に馬を動かせるようになります。乗り手は馬の反応を見ながら、常にあらゆる判断をする必要があります。それに対応ができるころには、リーダーとしての責任感が自然と芽生えているはずです。

また、他のスポーツでは、年齢別にチームが分かれていますが、乗馬クラブでは、老若男女関係なく、あらゆる年代の方と一緒に楽しむことができます。少年団があるクラブでは、年下の新入生の面倒を見ることもあることから、責任感も育つでしょう。逆に、乗馬という共通の話題で大人とも対等にコミュニケーションをとれることから、社会性も身につきます。

綺麗な姿勢

【子供の習い事にピッタリ!】乗馬の魅力

馬上ではバランスをとるため、全身の筋肉を使っており、体幹が強化されます。さらに、騎乗時には背を伸ばした姿勢から馬に合図を送る必要があることから、自然と綺麗な姿勢が身につきます。

姿勢が綺麗になるとこんなにいいことが!

集中力が高まる

姿勢が綺麗になると、左右の目から得られる情報が均等に。そのため、脳で情報を修正をする必要がなくなり、その分、集中力が高まると言われています。また、記憶力にいい影響があるとされる空間把握能力も向上します。

判断力の向上

猫背などの不良姿勢が矯正されることにより、視線が平衡になることから、体を動かすタイミングをはかる判断力が上がると言われています。

消化吸収の良化

姿勢がよくなることで内臓の圧迫がなくなって、消化器の働きが改善されるため、消化や吸収の良化にも効果があるとされています。

体力増強

【子供の習い事にピッタリ!】乗馬の魅力

体力には、健康に関する「防衛体力」と運動しようとするときに必要な「行動体力」があり、両方をバランスよく鍛えることが重要です。乗馬では、無理をせずにバランスよく鍛えることができ、体力増強が期待できます。

体力増強のメリットとは?

運動能力の向上

体を動かすタイミングや力の加減については体で覚えるよりほかありません。これらをつかさどる神経系は12歳までにほぼ完成されると言われています。特に9歳~12歳までのゴールデンエイジと呼ばれる時期は感覚が敏感で、リズム感や器用さを体で覚えやすい時期です。

健康で丈夫な体の形成

個人差はありますが、体力は20歳ころにピークを迎え、徐々に下降していくとされているため、それまでに体力を十分に高めておく必要があります。子供のころから運動を始めれば、心肺機能などの向上にいい影響があります。また、運動をして適度に疲労すると、睡眠の質も上がり、規則正しい生活を送れるようになる子も。

精神面や学業面への効果

運動をすると精神面に効果を示すことが知られています。スポーツでの成功体験を通して、自分に自信を持つことが精神的な安定につながっていくようです。乗馬でも馬に指示が伝わらないなどの失敗経験と、そこからの学びを経て、馬が指示に従ってくれるという成功体験が得られます。

また、アメリカで体力と学力の相関を調べたところ、体力調査で好成績を収めた子供は学業でも優秀な成績を収めている傾向にあることが分かりました。乗馬をしていて、馬が動いてくれなかった場合、過去に上手くいった方法などを試しながら、何とか自分の意図を伝えようとします。例えば、過去に習った数式を使って解答を得る数学の応用問題でも、同じような脳の使い方をするそうです。特に乗馬の場合、馬も違えば対応方法も変わってきます。状況判断を判断する機会は多いかもしれません。

まとめ

馬と言葉ではないものを頼りに関係性を築くことには、お子さんの様々な能力を引き出すポテンシャルがあります。乗馬の習い事にする最大のメリットではないでしょうか。もちろん、運動としても、あらゆる身体能力をバランスよく鍛えられるスポーツであることは間違いありません。お子さんの習い事に乗馬はいかがですか?

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