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大好きな馬に囲まれて過ごすクリスマス

いよいよ今年も12月に突入し、年末らしい空気に包まれてきました。12月最大のお楽しみイベントと言えば、やっぱりクリスマスですよね。11月からクリスマスマーケットが開催され始めるなど、年の瀬に向けて盛り上がりをみせています。そろそろおうちでもクリスマスの飾り付けをするという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そういえば…クリスマスの飾り付けをしていると、グッズやオーナメントの中に馬のモチーフを目にすることはありませんか?
華々しいオーナメントの一員に大好きな馬がいるのはうれしいですが、ちょっと疑問に思ってみたり。
今回はクリスマスという一大イベントでなぜ馬のモチーフが取り入れられたのか調べてみました。

馬のオーナメント

大好きな馬に囲まれて過ごすクリスマス

小物やオブジェ、ツリーに付ける飾りなど、ついつい欲しくなってしまうクリスマス雑貨。その中で馬をモチーフにしたオーナメントにはどのようなものがあるのでしょう。

・ロッキングホース
脚部に弓形の枠がある西洋の木馬。おもちゃとしてだけではなく、子ども用の乗馬練習具としての役目も。子どもが乗ってゆらゆらと動かして遊んでいる内に体重移動やバランス感覚を磨くことができます。また存在感のあるオシャレなインテリアとしても人気。

・ダーラナホース
スウェーデンのお土産の定番、伝統工芸品。18世紀の初め頃にダーラナ地方で作られるようになった木彫りの馬の置物で、色彩豊かに美しく着色されているのが特徴です。

・オーナメントボール
アダムとイブが食べた禁断の果実=りんごを象徴するオーナメントで、「幸福」や「豊かな実り」という願いが込められてツリーに飾られるようになりました。メタリックな輝きを放つオーナメントボールが主流ですが、ロッキングホースやダーラナホースが描かれた可愛らしいものも存在しています。

・カルーセル
ヨーロッパで開かれるクリスマスマーケットにはカルーセル(メリーゴーランド)が出現することも。イルミネーションに飾られたロマンティックなマーケット空間に、幻想的な雰囲気をかもし出すカルーセルはぴったりです。本物のカルーセルを手に入れることは難しいですが、まずは雑貨を探してみるのはどうでしょう。人気のモチーフなのでオルゴールやオブジェ、またお菓子の缶に描かれていたりと、選ぶのも楽しいですよ。カルーセルには木馬が必須なので馬好きさんには堪らないですね。

オーナメントに込められた意味

大好きな馬に囲まれて過ごすクリスマス

・ロッキングホース
健康や前進を意味することから縁起がよいとされ、古くから愛されている木馬。健やかにすくすく育ちますようにという願いを込めて出産のお祝いに贈られることも多くあり、洗礼式やクリスマスなどのプレゼントの定番として世代を越えて受け継がれています。

・ダーラナホース
「幸せを運んでくれる馬」と言われ、世界中の人たちに親しまれています。
スウェーデンでは馬は人に優しく賢くて力強い生き物として大切にされていたことから、モチーフとして多く選ばれてきました。
スウェーデンで愛され続ける馬を模したダーラナホースはお祝い事のプレゼントとしてもポピュラーなもの。慶事に際しての贈り物とされることからこのように呼ばれると言われています。

蹄鉄モチーフのアクセサリー

大好きな馬に囲まれて過ごすクリスマス

日本でも海外でも蹄鉄のモチーフはラッキーチャームという位置付けからアクセサリーとして高い人気がありますよね。枕元に置いた靴下の中に幸運に彩られたアクセサリーが入っていたらとっても素敵。また1年間頑張った自分へのご褒美としてもオススメしたいアイテムです。

季節を問わず身につけられますし、お手持ちのアクセサリーと重ねづけしやすく、幅広いコーディネートにも合わせられるのが魅力。いかなる時でも着用できるのでお守りとしては最高ですね。

蹄鉄モチーフに込められた意味

大好きな馬に囲まれて過ごすクリスマス

馬の脚を無事に守り終えたということから、使用済みの蹄鉄はお守りとされてきました。
またその見た目がU字型であるため幸運を溜めこむと考えられ、下向きの逆U字型にしても不運を落としてくれる、幸せが降り注ぐなどと言われています。

イタリアにはある村人が蹄鉄を直したり貸し出すことで財を成したという言い伝えがあり、富の象徴としての一面も。

日本では危険を回避する馬の行動から、交通安全のお守りにする風習も見受けられます。

まとめ

馬は身近な動物だったと同時に馬を持つことへの憧れもあり、昔から人々に愛され親しまれてきました。それ故に幸福と結び付けられ、人気のモチーフとしても意味を深めていったようですね。
馬のオーナメントは精巧に作られたものから可愛らしいものまでさまざまあり、コレクションしたくなってしまいます。そこに幸福というメッセージが付け加えられているのだとしたら。
これはもう馬のオーナメントに囲まれて、幸福感に包まれたクリスマスを過ごすしかないですね。

それでは少し気が早いですが…”We wish you a Merry Christmas!”

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