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【超初心者向け】体験乗馬や外乗で乗馬経験を聞かれたら…?

こんにちは!馬がだいすきなライターのやりゆきこです。皆さんは初めて行った乗馬クラブなどで、これまでの乗馬経験を聞かれたことはあるでしょうか。今回は乗馬を始めたばかりの方向けに、乗馬クラブや外乗で乗馬経験について聞かれたときの素朴な疑問を解消する記事をお届けします。

「乗馬経験はありますか?」と聞かれたら…

【超初心者向け】体験乗馬や外乗で乗馬経験を聞かれたら…?

乗馬を始めたばかりで、所属するクラブを検討する際に、いろいろな乗馬クラブで体験乗馬をする人は多いはず! 初めて行く乗馬クラブを予約するときには、クラブで乗ってもらう馬のレベルや指導内容を事前に検討するために、たいていの場合はどのくらいの乗馬経験があるかを尋ねられます。そんなとき、どう答えればいいのでしょうか。

「乗馬経験はありますか?」と聞かれたときには、「ある」「ない」のほか、経験がある場合には「●回くらい乗ったことがある」と、回数も伝えるとレベルのイメージをしてもらいやすく安心です。以前馬に乗ったときに常歩・速歩・駈歩など、どこまでレッスンが進んだかもあわせて伝えられると、教えるインストラクターの方もよりイメージがわきやすいと思います。また外乗(ホーストレッキング)のみ経験がある場合には、それも伝えるとよいでしょう。

「鞍数って何?」乗馬回数の数え方がわからない!

【超初心者向け】体験乗馬や外乗で乗馬経験を聞かれたら…?

ときどき、乗馬経験があると伝えると「鞍数(くらすう)はどれくらいですか?」「何鞍(なんくら)ぐらい乗られていますか?」と聞かれることがあります。「鞍数」という言葉は耳慣れないかもしれませんが、これも今までに何回乗馬したことがあるのかを聞かれています。

乗馬では1レッスン(1回)を「1鞍」という言葉で表現するため、このような聞き方になることがあるのです。また競馬でも1レースや1回の調教を「1鞍」と表現しています。

「1鞍」の読み方は「ひとくら」。1レッスンが30分でも1鞍、60分でも1鞍となります。日本の乗馬クラブの場合は1鞍がだいたい30分〜45分くらいのところが多いようです。

回数が増えると「1鞍=ひとくら」「2鞍=ふたくら」「3鞍=さんくら」「4鞍=よんくら」…というふうに数えていきます。2鞍が「ふたくら」だったら、3鞍は「みくら」なのでは?!という気もするのですが…そこは触れないでおきましょう(笑)。恐らく、厳密なルールはないのだと思われます。

そんなわけで、「何鞍(なんくら)ぐらい乗られてますか?」と聞かれたら「●●鞍くらいです」と答えればOK。「鞍」という単位を使わなければならないという決まりはないので、もちろん「●回」と答えてもまったく問題ありません。ちなみに「鞍数」の読み方は、「くらすう」のほかに「くらかず」と読む場合もあるようです。

外乗で「乗馬ライセンス」の有無を聞かれるってほんと?

【超初心者向け】体験乗馬や外乗で乗馬経験を聞かれたら…?

外乗などクラブや牧場の敷地外に出て馬に乗る場合に、「ライセンスが必要なのでは?」と質問をされることがあります。結論からいうと、外乗などを予約する際に乗馬ライセンスの有無を聞かれることは多くないといってよいでしょう。ゼロではないかもしれませんが、私の経験でいえば過去に1度も聞かれたことがありません。

乗馬ライセンスの取得はモチベーションアップに非常に有効で、取得に挑戦するのはとても面白いので個人的にはおすすめです! ですが自動車免許とは違って、持っていないと乗馬ができないというライセンスではないため(※)、外乗の際にライセンスの有無を確認をされるということはあまりありません。

もちろん外乗の場合も、安全を期すために乗馬経験についての確認はあります。でも、ライセンスがなくても大丈夫! これまでの乗馬レッスンの回数や外乗の経験を率直に伝えてみてください。レベルにあったコースやプランを教えてくれるはずですよ!

※EFI主催競技会・公認競技会の出場するためには日本馬術連盟のB級ライセンスが必要です

【文・やりゆきこ】

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