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全話無料!漫画『優駿の門 ROOTS』で日本の洋式競馬の歴史を知ろう

全話無料!漫画『優駿の門 ROOTS』で日本の洋式競馬の歴史を知ろう

こんにちは!ウマ好きライターのやりゆきこです。
現代の日本において、競馬は多くのファンを熱狂させる一大エンターテインメントであり、洗練されたスポーツとして定着しています。しかし、その「原点(ルーツ)」がどこにあるのかをご存じでしょうか。
「そんな堅い話はちょっと……」という方にこそ、ぜひ今すぐスマホやタブレットで読んでいただきたい漫画があります。それが、競馬漫画の巨匠・やまさき拓味先生が描く『優駿の門 ROOTS』です。

競馬ファンならご存じ、あの『優駿の門』!

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▲優駿の門  第1巻 / やまさき拓味・著(秋田書店/少年チャンピオン・コミックス)

競馬ファンの方なら知っている方も多いはず。やまさき拓味先生の『優駿の門』は、私も大好きな漫画です。その偉大なシリーズの系譜に連なる本作ですが、なんと現在「馬の博物館」の公式サイト上にて全話無料で公開されるという、非常に贅沢な試みが行われています。

全話無料!漫画『優駿の門 ROOTS』で日本の洋式競馬の歴史を知ろう
『優駿の門 ROOTS』が読める!特設ページはこちら>

今回は、熱くおすすめしたい本作の魅力と、描かれる「日本の洋式競馬の夜明け」の壮大なドラマについてご紹介します。

日本の洋式競馬のルーツは横浜だった!

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現在の横浜港

本作は、お馴染みの『優駿の門』シリーズの熱い魂を受け継ぎながらも、独立したひとつの「日本競馬創世記」として描かれています。その物語のなかに内包される歴史のスケールは壮大です。
1859年の横浜開港から始まり、1867年の根岸競馬初開催、そして1929年(昭和4年)に建築家J・H・モーガン設計の「一等馬見所(競馬場スタンド)」が完成するまでの約70年間にわたる波乱万丈の歴史が、やまさき拓味先生の手によってドラマチックに紡がれていきます。

実在の偉人たちが織りなす、熱き人間ドラマ


▲出典「優駿の門ROOTS 第8話 / やまさき拓味・著」よりN.P.キングドン

本作の最大の見どころは、フィクションの枠を超え、日本競馬の基礎を築いた実在の先駆者たちが襷をつなぎながら主役として描かれていく点です。物語の最初の主人公となるのは、‘日本競馬の生みの親’とも称されるイギリス人、N・P・キングドン。さらに、日本人騎手の草分け的存在であり、キングドンの愛弟子として明治期最高峰の日本人騎手と称賛された、根岸を主戦場とする大野市太郎(本名:寺道芳助)の二人です。

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▲出典「優駿の門ROOTS 序 / やまさき拓味・著」より居留地の風景

歴史書籍などの文字だけでは想像が難しかった当時の幕末・明治の外国人居留地のリアルが、やまさき拓味先生の時に優しく、時に力強い画風によって、瑞々しく生き生きと描き出されています。

リニューアル休館中も、精力的な活動を続ける「馬の博物館」

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リニューアル前の「馬の博物館」(2024年・筆者撮影)

物語の舞台である根岸競馬場の跡地は、現在は緑豊かな「根岸森林公園」(横浜市中区)として整備されており、敷地内には歴史の到達点である1929年完成の「根岸競馬場一等馬見所(スタンド)」の美しい遺構がそのまま残されています。そして、同公園内に併設されているのが、本作を公開している公益財団法人 馬事文化財団「馬の博物館」です。
実は、同館は現在リニューアルのため休館中となっています。しかし、館内に足を運べない期間も、日本の大切な馬文化や歴史のロマンを絶やさず、より多くの人に届けようと精力的に活動を続けています。そうした「馬の博物館」の思いから、やまさき先生とのコラボレーションが実現。WEB上で全話無料公開という形で「優駿の門 ROOTS」が展開されています。

日本競馬ロマンの原点へ旅立とう

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根岸競馬場一等馬見所 (2022年・筆者撮影)

日本の洋式競馬の歴史、その大いなる「ルーツ」を、歴史書ではなくエンターテインメント作品として楽しめるのが本作の魅力です。
通勤・通学の電車内や、ちょっとした移動のスキマ時間に「馬の博物館」の公式サイトを開くだけで、いつでも幕末・明治の熱い時代へとタイムスリップできます。ぜひスマホから日本競馬史のディープな世界へと飛び込んでみてはいかがでしょうか?

『優駿の門 ROOTS』が読める!特設ページはこちら>

文・やりゆきこ

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