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乗馬を楽しんでいる海外セレブのお嬢様

乗馬というとお嬢様・お坊ちゃんというイメージを持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際に騎乗してみると優雅とはかけ離れたイメージすらある乗馬ですが、海外の馬術競技者には実際にビッグネームのお嬢様が多いのも事実。今回はパリ・オリンピックでも見ることのできるかもしれない海外セレブをご紹介します。

ジェニファー・ゲイツ

最初にご紹介するのはジェニファー・ゲイツ。もうお分かりですね!マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツ氏のご令嬢なんですよ。ビル・ゲイツには馬術に対して「数々の障害をパートナーと乗り越えていくのは人生と同じ」という考えがあったそうで、馬術を始めさせたのもビル・ゲイツだったのだとか。娘のために、フロリダ州に40億円とも言われている乗馬の練習施設を購入しました。ジェニファーは6歳から馬術を始めて、メキメキと頭角を現します。才色兼備であり、名門スタンフォード大学に入学すると馬術部に入部します。大学在学中にはさまざまな大会で素晴らしい成績をあげました。その後、2021年には自身が所有する牧場にて23億円とも言われる巨額の費用をかけて、結婚式を挙げます。そのお相手はワールドカップ優勝の経験もあり、東京オリンピックにも出場したエジプト人の馬術選手のナイル・ナサール。ナイルもスタンフォード大学出身で、出会いも馬術がきっかけなんだとか。そんなカップルには昨年、第一子が誕生しています。乗馬を始めるのにはこれ以上ない環境なので、お子さんも乗馬を始めるのか、勝手に気になってしまいますね。

イブ・ジョブズ

次にご紹介するのはイブ・ジョブズ。Appleの創業者スティーブ・ジョブズのご息女です。父親同士は昔からライバルである上に、イブとジェニファーは年も近く、二人ともスタンフォード大学の馬術部に入部しています!きわめつけに、ジェニファーのためにスティーブ・ジョブズの妻が買ったのは、ビル・ゲイツがジェニファーのために購入した施設の向かい側にある乗馬施設!イブは3つ上の姉・エリンが乗馬を習っているのを見て、2歳で初めて馬に乗りました。本格的なレッスンを6歳のころから始めています。その後、スタンフォード大学の馬術部に入部。2019年には、U-25世界ランキング5位に名を連ねます。2020年には東京オリンピックの出場権を手中に収めていたもののパンデミックで1年延期となったため、残念ながら辞退することになりました。イブもまた才色兼備。類たぐいまれな美貌を武器に、現在ではモデルとして活躍しています。2022年10月号の『Vogue Japan』では、表紙のカバーガールとして表紙にも登場。そのときのインタビューで馬術について「アドレナリンが出ることや、競技としてのパフォーマンス的な面も好きですが、それ以上に、このスポーツは自分を高めてくれるから好きなんです」と話していたイブ。今後の活躍にも期待ですね。

ジェシカ・スプリングスティーン

最後にご紹介するのはジェシカ・スプリングスティーンです。父はロックのスター、ブルース・スプリングスティーンです。なんとジェシカは東京オリンピックのメダリストでもあるんです!2012年のロンドン大会では補欠、2016年のリオデジャネイロ大会では愛馬のコンディションで出場を見送った経緯がありました。2020年の東京オリンピックはジェシカにとっても、おそらく念願のオリンピック。さらにアメリカ代表として、障害団体で銀メダルを獲得するという栄誉にも恵まれました。障害馬術の個人予選では、力士のオブジェに泣かされてしまいましたが、今後も国際大会で活躍間違いなしのトップ馬術選手です。実はジェシカもジェニファーやイブのように同じフロリダ州のウェリントンに牧場を買ってもらったそう!もともと、パパラッチが来ないエリアに住みたい、と家族でジェシカが4歳の時にニュージャージーに移住。その際に牧場を購入したことから、乗馬を始めたそうです。なぜセレブのお嬢様はみなさん、美しいのでしょうか。ジェシカも例外ではなく、さまざまなブランドのアンバサダーやモデルを務めるほどの美貌の持ち主。動物の保護にも興味があるようで、愛護活動もしている優しい心の持ち主でもあります。ジェシカのインスタグラムは彼女や馬の美しさであふれていて、見ているだけでもうっとりして、ため息が出てしまいます!

まとめ

今回はアメリカでもオリンピック選手になれるほどの腕前を持った3人のセレブをご紹介しました。3人ともフロリダ州のウェリントンに牧場や乗馬施設を購入してもらえるなど、手厚いサポートを受けているようで羨ましく感じます。ただ、それ以外にも、3人には馬術選手として、共通点がいくつかありそうです。一つは常に上を目指すメンタルで戦っていること。トップライダーとして成績を残しているのは環境面だけではなく、その精神面も大きく作用しているのでしょう。もう一つは馬や乗馬が好きなこと。遠い世界に住むセレブたちではありますが、私たちと同じく馬が好きで乗馬を楽しんでいる、というだけで少し親近感を感じる気もします。

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