上達に不可欠なマインドやメンタル

馬に乗る機会が増えてくると「今よりも乗馬を楽しみたい!」「もっと乗馬が上手くなりたい!」「できないことをできるようになりたい!」と考えるようになると思います。そのためには何をしたらいいのか。まず思いつくのは、フィジカルやテクニックに磨きをかけることではないでしょうか。もちろんそれも上達に欠かせない道ではありますが、実はメンタルを整えることも重要なのです。
今回はメンタル面に焦点を当て、乗馬が上手くなるにはどうしたらよいのか、メンタルとどう関係するのかを調べてみました。
リラックスする

特に乗馬を始めたばかりの方は恐怖心や緊張から体がこわばってしまいがちです。また馬上でバランスを取ろうと無意識のうちに力み過ぎている場合も。常に力が入った状態でいると、扶助を出しても伝わりにくくなってしまいます。余計な力を逃がして体をリラックスさせ、扶助の時は然るべきところに力を入れる。こうすることでしっかりとメリハリが付き、馬への指示が伝わりやすくなります。
また目線にも気を付けましょう。下を向いて馬に乗っていると馬上の高さから恐怖心が生まれることがあり、リラックス状態とはほど遠くなってしまいます。広い視野を確保するため、正しい騎乗姿勢を保つためにも下を向かず、正しい目線の位置を意識してください。
リラックスした状況を作り出す方法はひとつではありません。ある程度の対応力が身に付いたなら騎乗時に余裕が生まれますし、自身の経験不足を感じていても付いてくださるスタッフさんへの信頼からリラックス状態を保てることもあると思います。自分に合ったリラックス方法をみつけてみるのもいいですね。
マイナス思考をやめる

「上手く乗れなかったらどうしよう。」「失敗したら恥ずかしい。」など、マイナス思考にとらわれたままではせっかくの乗馬も楽しくありませんよね。リラックスし過ぎて安全面への注意を怠ることは問題外ですが、ネガティブなことばかり考えていると、知らぬ間に呼吸が浅くなったり、姿勢が悪くなったり、身体が硬くなってしまうものです。
馬はとても繊細な生き物。無駄な力みによる体のこわばりは馬に伝わり、不安を感じさせてしまいますし、そのようなストレスを与え続ければ馬と人との信頼関係にも影響を及ぼすでしょう。
理想は「安全面に配慮したうえで、ネガティブなことを考えないようにする」こと。
起こるかどうかも分からない漠然とした不安よりも、「正しい騎乗姿勢ができているか。」「目線の位置はどうなっているか。」など、上手に乗るための具体的な動作へと意識を向けながら騎乗するのがおすすめです。
もし失敗をしてしまった時はただ落ち込むのではなく、改善するにはどうすればよいのかを考えましょう。上達するために必要な失敗だと気持ちをポジティブに変換できれば、今後のスムーズな成長に繋がると思います。
リーダーシップを発揮する

「人馬一体」とよく聞くように、乗馬とは馬と人とが心を通わせてこそ成り立つもの。とは言え、手綱を握る人間がリーダーシップを発揮する必要があります。決して馬を下に見ているわけではありません。自信を持って堂々と指示を出すことで馬も安心するのです。そのためにまずはどうしたいのか明確な意思を持ち、それから指示を与えること。逆に迷いながら指示を出せば、馬は混乱するでしょう。
人がリーダーシップを発揮できずに馬が主導権を握ってしまうと、勝手に走り出したり、人を落としてしまったり、とても危険です。たとえ初心者であっても馬をリードする気持ちで騎乗することを心掛けてくださいね。
草食動物である馬は本能的に安心を求めるので、手をかけてくれた人や信頼できる人に対しては、期待に応えようとする従順な気持ちを表します。信頼関係の上に成立するリーダーシップを目指していきましょう。
まとめ
乗馬とメンタルやマインド、思った以上に騎乗に影響が出るようです。心技体とはよく言ったもので、3つをバランスよく伸ばしていければそれは理想的。フィジカルもテクニックもすぐに身に付くものではありませんが、メンタルは自分の考え方次第で変化が訪れる可能性を秘めています。いかに心をいい状態でキープするか、それは難しくはありますが、よいマインドで馬に乗っていれば楽しみながら上達していけると思いますよ。







